ON AIR STORY(´・ω・`)ノ ブログ小説 -37ページ目

ON AIR!!生徒会 ~LIVE!!~ 『意外と乙女なんです』

タクミ 「みなさんおはようございます。ずっと借り出されっぱなしでいいかげんネタが尽きたのではと思われる放送部長のタクミです」


本多 「涼ねぇ、涼ねぇ。やっと出番がきたっすヨ。すっかり忘れられてるんじゃないかとひやひやしたっス。ということで生徒会のお財布を預かっている会計の本多晶子ッスヨ」


涼子 「うむ、タクミ疲れてないか?ずっと出ずっぱりで大変だろう」


タクミ 「ぐすっ、心配してくれたのは涼子さんだけだよ。俺はその優しい一言だけで頑張れる気がするよ。とりあえず始めだから自己紹介してね。うぅ……」


涼子 「泣くことないだろうタクミ。そんなに辛かったのか……。とりあえず自己紹介、だな。風紀委員長の高峰涼子だ。以後よろしく頼む」


本多 「涼ねぇかたいっすヨ。そんなんじゃ視聴者のハートをがちっと掴めないデスヨ」


涼子 「そ、そうか。どうすればいいっというか別にそのようなことは気にしていないぞ私は」


本多 「あ、そうか涼ねぇはタク」


涼子 「あ!!そうだこの場では“ON AIR!!生徒会”の告知をするんだったな」


タクミ 「ぐすっ。誰か俺のこと呼ばなかった?」


本多 「だから涼ねぇはタクミのこと」


涼子 「何か言ったか?」


本多 「ナンデモナイデス」


タクミ 「???ズズーッ」(鼻をすする音)


涼子 「ごほん。とりあえずだ。“ON AIR!!生徒会”の告知をだな……」


タクミ 「ぐすっ」


涼子 「ど、どうしたんだ?タクミ。そんなに辛かったのか?」


タクミ 「い、いや。ただ最初の一言が嬉しくてね……。ぐすっだいじょーぶだから。ぐすっ」


本多 「タクミは泣き虫デスネ~」


涼子 「あき、何か言ったか?」


シャキンッ(木刀なのに金属音)


本多 「あ~いえ、ナニモイッテナイデスヨ」


タクミ 「ぐすっ。とりあえずこくち」


涼子 「そうだな。告知だな。今やるから大丈夫だからな」


本多 「涼ねぇタクミには甘すぎるっス」


涼子 「何か?」


シャキンッ(木刀なのに金属音)


本多 「と、ということで前回のLIVEで目次をつくってあるッス。まだこの“ON AIR!!生徒会”本編を読んでないというアナタ!!要チェックですヨ」


『目次』  ←読んでない人はクリック!!


涼子 「昨日は大勢の応援のおかげでアルファポリス殿の小説・青春カテゴリランキングにて第1位を独走できた。応援してくれた皆、感謝する。ありがとう」


本多 「引き続きみんなからの応援よろしくおねがいするッス!!」



タクミ 「ぐすっ……」

本多 「しゃべらないと思ったらまだ泣いてたんすか?」

涼子 「タクミ、そんなに嬉しかったのか?」

タクミ 「うん……」

涼子 「私はいつでもお前の味方だからな」

タクミ 「うん、がんばる……ぐすっ」

涼子 「ああぁ」





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ON AIR!!生徒会 ~第1話「生徒会のお馬鹿な日常 その1」~

拝啓 母上様。

俺は今、誘拐されています。母上様や父上様には申し訳ないですがそこまで家が裕福なわけでもなく、俺自身これといった才能や特別な能力があるわけでもない一般人の何者でもない不肖の息子な俺ですが、なぜか誘拐されました。いや、現在進行形で移動中です。

確かに最近、この学園全生徒の憧れる生徒役員会なる学園内の有名人集団の仲間入りを放送部長という立場でしたわけですが、実際のところ目立つのが好きではない俺は乗り気じゃないわけでちょうどその話を放送部の顧問、柳原 咲(やなぎばら さき)先生とお話している途中だったはずなのです。

母上様や父上様は「よくやったわね頑張りなさい」とエールを送ってくれましたが、その次の日にお祝いだからと二人で旅行に出かけてしまうのはどうかと思います。しかも世界一周ってどこにそんなお金がうちにあったのでしょうか。「うちは貧乏だから」といって俺の小遣いをけちり、自分だけブランド品をこっそり買っていることを俺は知っているのです。というか『世界一周』ってどんだけへそくり溜めてんのあんたっ!!って感じです。おそらく俺は誘拐されて身代金を払うことになっても『世界一周』旅行中のあなたたちへの連絡手段を知らないのできっとやばいでしょう。とってもやばいでしょう。むしろぐるになってやろうかと思うくらいです。


そんなわけで俺は今、現在進行形で誘拐されています。

今、どのような状況になっているかはわかりませんが、大きめの麻袋に詰められて外側からぐるぐるに縄が巻かれていることはわかります。二人がかりで運んでいるようですが簡単に軽々と運ばれているのは俺が小さいからです。一般的な高校生の平均身長が170としたなら俺はその大体マイナス20くらいです。体重もそれにあわせて軽いです。状況を考えれば考えるほどだんだんといらいらしてきました。

俺は今とてもピンチなようですが、母上様や父上様は今頃豪華客船のうえできゃっきゃうふふな感じなのでしょうね。とりあえず恨みます。


敬具


「あ~もうっ!!小さくて悪かったなこのやろ~ッ!!」

俺はもうわけもわからず大きな声をあげ体を出来る限りうねらせる。こうなりゃやけだ。もうどうなったって知るかっ!!知ったことかっ!!重たい石を付けられて寒いオホーツクの海に投げ入れられようとこのままどこか山奥に放置されようと知ったことじゃない。……と考えては見たもののやっぱり無理だ。俺、無理。と思考をめぐらせているけれどその間にも、

「きゃっ」

と綺麗な女の人のような声が聞こえたかと思った瞬間、俺の体が自由落下していくのを感じる。しかも頭の方から勢いよく。ガンッと俺は麻袋の布越しに地面を顔面に感じる。とりあえず痛い。

「こら、大人しくしろっ!!」

次に聞こえたのはこれまた女の人の声、しかもどこかで聴いたことのあるような……。というかこの状態になる前に聞いていたような気がする。え~っと誰だったかなぁと顔面を打った痛みに悶えながらもわずかに動く思考で考えるが、ちくっと尻に何か針が刺さったような小さな痛みが走ったと思うと意識が遠のいていく。


「先生、大丈夫なんですか?それ」

「ん?これか?試作段階のやつだがまぁタクミなら問題ないだろ」

「それもそうですね」


そんな不穏な会話を聞きながら俺の目の前はどんどんと暗くなっていく。俺は必死に耐えようとするが、かなり即効性が高く威力も高いようで微妙に体の先端からピリピリとした感覚が広がってくる。どこぞの名探偵じゃないけど体が縮んだりしないだろうな。嫌だぞ小学校からやり直しとか……。


「それにしてもお前ほどの会長様がどうしてこいつのような地味なやつをご指名なのかねぇ」

「先生にはわからないんですよ彼の魅力が」


どうして俺がこんな目に、と考えながら最後に聞いた綺麗な女の人のような声の主のイメージがなぜか浮かび俺は限界を向かえようとしていたがとりあえず誰が俺を誘拐しようとしているのかがわかった。

会長と先生。どちらの声も聞いたことがあるはずだ。それに試作品の薬品を打つなんてことするのはうちの顧問以外にいない。とそこで俺の意識が途切れ目の前が完全に真っ暗になった。









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すみませんw修正に時間かかりそうなのでこっちを少しアップしときます

注意、この物語はすでに始まっています。

小説はすべてフィクションではなく実在の人物・団体等とは一切関係ありまくりです。

道端で見つけても「あ!○○の人だ~」なんて言わないようにしてください。また、もし見かけて声をかけるとしたなら「○○さんどもっす!小説読んでるっす。サインください!」と言いましょう。そうしたら俺以外はきっと快くサインをくれると思います。

いくら小説に出たいからってアピールしすぎにご注意ください。客観的に見てるとそうとう危ない人に見えますので。

それでは私立伏見北國学園生徒役員会がお送りする学園記録小説『ON AIR!!生徒会 春』をお楽しみください。

私立伏見北國学園生徒役員会 小説担当 放送部長より




ON AIR!!生徒会 ~SPRING~




楽しい学校生活というものを誰しも望んだことはあると思う。無論俺もその一人で甘酸っぱい恋をしてみたり、青春の汗を流してみたり、ただ友達とバカみたいなことをしたりして名残惜しいともいえる青春時代を過ごしたい!! そんな望みを抱くというのは決して悪いことではないし、むしろこの繰り返される日常を変えてやるっ! 楽しんでやるっ! という意気込みはとても大切だ。

確かに楽しい青春時代を送りたいと思う俺だが基本的には平和でのんびり毎日を過ごせたらいいと特に何かするわけでもなくのんびりと過ごせればいいとだらだら過ごして来たわけだけども、そういった平和な日常というものはとても脆く壊れやすい。

どう壊れていくかなんてそれこそ神のみぞ知ることなんだけどな。とそんなことを俺は授業中にいつものように考える。今は英語の授業中。外では新一年生が体育の授業を受けている。新しい環境に慣れてないのかまだ緊張している感じが窓辺の一番後ろの俺の席からでも感じ取れる。

英語の授業というのは俺にとっては呪文の勉強のようなもの、短い文章ならいいけれど長い文章を書いたり、読んだりするというのはとても面倒くさいし難しい。そして担当の教師の授業はいつも同じパターンで進んでいくためとてもつまらないが、パターンがわかると前の席で教師に見つからずに寝ているやつのように上手く時間を潰すことができるのはありがたい。

俺ももちろんパターンは完璧に把握しているため、この時間はいろいろと考え事に使うことにしている。そんなわけで今回の考え事のテーマは『春』というわけだ。

今の季節が春というのもあるし、俺が余所見で新入生の様子を現在進行中で見ているというのもある。

期待に胸を膨らませて、新しい制服に袖を通し、わくわくしながら新しい友人といろんなことを話す。多少授業はきつかったりもするがそれ以上に新しい環境で緊張しながらも部活動や学校生活というものを新鮮な感覚で過ごせるというものは一年生のうちだろう。羨ましいかぎりだ。

俺も一年生のときに期待していなかったと言えば嘘になる。けれどもそこまで熱心でもなかったため友達は少ないし部活動兼委員会として活動している放送部にもあまり積極的に参加しているわけでもない。そもそも放送部に入ったのも前で居眠りしている須野広美というおてんば娘に引きずり込まれたからだ。まぁ嫌でもなかったしそれなりに楽しませてもらってるから文句は言わないでおこう。

昼食前のこの時間は中々にきついもの、腹が減るしつまんないしで早く終わらないかと何度も背面にデジタル、前面にアナログを備えた有名どころの対衝撃な腕時計を見てしまう。こうやって何度も時間を確認すると時間が長く感じるんだよなぁ。

キーンコーンカーンコーンッ。とやっとのことでチャイムが鳴る。

須野はその音で目が覚めたのか、目を軽くこすりながら体を起こす。

「今日の授業はここまでだ。この部分はテストに出すからしっかりノートに書いて置けよ。じゃあ挨拶っ」

教師はちらりと須野の方を見る。どうやら寝てたのがばれていたらしいな……。考え事をしながらノートはちゃんと取っておいたし後で須野に見せてやるか。

「きり~つっ。礼」

『ありがとうございました~っ』

「着席」

ガラガラ音を立てて席に座り、クラスメイトの喧騒が広がっていく。そんな中、須野が後ろを向き俺に向かい

「ノートみせてっ!」

悪びれる様子もなく元気な声で言い放つ。頬には腕を枕にしていたのだろう制服の袖についているボタンの跡がくっきりとそしてたぶん涎でも垂らしていたのだろうその跡も残っている。

「なんかおごれよ」

「う~今金欠だから今度でいい?」

「それでもいい」

俺はため息をつきながら予測済みだったのでまぁいいかとノートを渡して席を立つ。須野は寝起きでふらふらしているのかぼさぼさのショートカットの頭を揺らしながら俺のあとに続いて席を立ち、

「あれ?今日はお弁当じゃないの?」

「今日は弁当作ってこなかったんだよ。だから学食」

「じゃあわたしもいく~」

鞄の中をあさっているところを見ると須野は弁当を持ってきているらしい。大体はコンビニで買うか学食で済ますか、それとも購買でレアな焼きそばパンを争奪してくるかのどれかなのだが。

「おごらんぞ」

「けちっ」

俺はブーブー言っている須野を引き連れて教室を出る。俺たちの教室は本校舎2階でそこから渡り廊下で隣の施設棟に学食へと移動する。普段は学食を使わないが教室の近くに渡り廊下があるため、他のクラスよりも早く移動できるのがありがたい。須野が学食の中を一通り眺めてから

「ありゃ~やっぱこんでんねぇ~」

「そうだな、まぁ少し出遅れたからこんなものだろうさ」

「そうだね~」

須野はそのままきょろきょろしながら子供たちに大人気の某モンスターのキャラクターの絵が入った弁当の包みを持って中へと進んでいく。どこかに侵入しようとしている空き巣か周りを警戒する不審者みたいだな。

「じゃあ場所取り頼んだぞ。それとあんまりきょろきょろしすぎて人とぶつからないようにな」

「はいは~い」

というわけで須野は食券を買わないため席を確保してもらうことに、近くに置いといたら食券買うときに勝手にボタンを押しかねないのだあのおてんば娘は……。と、とりあえず須野が見えなくなるまで立っていると、

「きゃあっ!!」

という可愛らしい女子の悲鳴とともに俺の頭上に土砂降りの雨が降る。というのはたとえでコップが綺麗に頭の上に乗っていた。









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