当コラムでは、主にメタルを取り上げることが多かった。今回は、「プログレッシブ・ロック」である。プログレッシブ・ロックは、独特の「面白み」を内包している計り知れない「深み」のある芸術なのである。
そもそもプログレッシブ・ロックとは、前衛的あるいは先進的(プログレッシブ)・実験的なロックのことである。では、どこが面白いのか。まず、「マグカップ」を例に説明していこう。
最初は、ロック・バンドの代名詞、「ローリング・フトーンズ」のマグカップを見てみよう。
まさに、ロックを体現している文句なしに格好いいマグカップである。
次に、パンクの創造主「セックス・ピストルズ」のマグカップを見てみよう。
ショッキングで斬新な色使い。コントラストが、まさにアナーキーな雰囲気を醸し出している。
続いて、デスメタル・バンド「カンニバル・コープス」のマグカップだ。
血色の毒々しさ。スプラッターな恐ろしさを分かりやすく表現していて、ホラー好きな私にとって是非とも普段使いたいマグカップ№1である。
それでは、プログレッシブ・ロックの雄「ピンク・フロイド」のマグカップを見てみよう。
何か、怖い。「カンニバル・コープス」の良い意味でギミック的な恐ろしさとは違った、ひんやりする怖さだ。
少しズームしてみよう。
やっぱり、何か、怖い。なにせ、ピラミッドに吸い込まれたものが虹になっている。
では、バンドTシャツで検証してみよう。
まずは、へヴィメタル・バンド「トリヴィアム」のバンドTシャツだ。
オカルティックなデザインは、神秘的で悪魔的で恐ろしくパンチの効いた一枚である。
それでは、ピンク・フロイドTシャツはあるのだろうか。勿論、ある。それが、これだ。
やっぱり、何か怖い。トリヴィアムのようなイカつさはないが、何か怖いのだ。静かな怖さだ。
何と、この怖さはマグカップやTシャツだけに終わらない。
ニット帽。
ショルダー・バッグ。
ネクタイ。
クッション。

このクッションなら部屋で落ち着ける。いや、落ち着けるわけがない!
なぜならば、ピラミッドに吸い込まれたものが虹になっているからだ。
いっそのこと、私もピラミッドに吸い込まれたい。
虹に なりたい








