クラシック・ミュージック、ジャズ、ロックが消えていった

 音楽産業がCD時代にボア・アップして、ダウンロードの時代になり、これからはyoutubeを真似した定額低額ストリーミングの時代が来ましたね。

 肝心の新しい音楽、音楽技術の進歩は、完全にとまった。クラシックであらゆる普遍的な音楽技術と知識が行きつくとこまで行き、20世紀初頭に、シェーンベルク、プロコフィエフといった前衛音楽手前で、事実上音楽そのものはやることが無くなってしまった。

 次に楽器を変え、黒人が新しい音楽、ジャズを始めてくれた。アメリカのイタリアンやアイリッシュがそれに加わり、いやそれでも黒人中心に音楽が発展していった。

 1930年代に全盛だったのがスウィング。これはダンスミュージックで、ポップス。ジャズ。スタンダードがたくさんできて、歌の旋律やコード進行がここでほとんど網羅(もうら)された。

 この頃は白人ビッグバンドが中心で、アメリカの最前線の音楽産業で成功を収めるゴールが、ビッグバンドのバンマス。指揮やりながら、楽器ソロやピアノ、作曲は全部自分で、出来れば歌まで歌えたら大成功。

 グレン・ミラーやベニー・グッドマン、カウント・ベイシーやなんといってもエリントンやサッチモが中心。



モダン・ジャズ=ビ・バップとはビーバップハイスクールだろ程度の認識が、貧相な今

 そして、1940年代。アメリカのミュージシャン・ユニオンがストを決行しているときに始まったのが、「ビ・バップ」。モダン・ジャズ。日本では俗に「ダンモ」なんて呼ばれました。

 どうせ皆様。ビーバップハイスクールとか、その程度のイメージだと思う。あれは完全な勘違いで。あのヤンキー的な、ロックンロール的なそれは「ドゥー・ワップ」ね。男性コーラスのロック調グループってのが、60年代にあって、80年代にリヴァイヴァル。その影響です。




ビバップ=ジャズのことで、チャーリー・パーカー=ジャズ=今の音楽、これ定式で常識

 常識です。パーカーは1940年代頃に、相方のトランペッター、ディジー・ガレスピーやピアノのセロニアス・モンク、バド・パウエル、ベースのミンガスやレイ・ブラウン、ギターのチャーリー・クリスチャンらと新しい、ミュージシャンのための音楽、ビバップを演奏し始めた。

 ここから、楽器の演奏テクニックが、クラシックで確立された物とは別に動き出した。また、クラシックでは敬遠されたコード理論が大きく発展したのです。

 このコードプログレッション、コード理論こそが現代の音楽理論で、ジャズ・ポップ理論と言います。現代の一般の音楽はジャズ・ポップ理論の上に成り立っている。

 簡単に言えば、3和音とせいぜいいくつかの7thくらいまでしか許容しなかった、西洋人の近代クラシック音楽から脱却して、7th以上のテンション、9th,11th,13thを使うようになったこと。さらに、コード分析とアドリブ、インプロヴィゼイションを重視したことが、音楽発展の原動力になった。


 はあ、つかれた。続きは別に書こう。