(ショートストーリー)

もう何年前になるかな。たぶん2~3年前。

ある一人の女性が好きでした。

世界的に有名な演出家の芝居を観て。夜、食事をした。

「また、会おうね」と言って地下鉄の改札で別れた。

それ以来。会わなくなった。どうしてだろう。

嫌いになったわけじゃない。好きだった。



しばらくしてからメールがきた。「元気?なんとなく思い出してみた」

短いメールだったけど、うれしかったな。

すぐに返信したんだ。ちょうど、彼女とあの日別れた場所にいたから。

「今、銀座にいるんだ。食事でもしない?」

でも断られた。当たり前か。「また今度」

それでもうれしかった。


また、しばらくして、なんとなくネットでブログを見ていた。

たまたま彼女のブログを見つけた。

「大好きな人と一緒にいることが幸せ」

そう書いてあった。


大好きな人できたんんだ…

秋はもうすぐ。そこまでやってきた。