ほどよい散歩道。

のれんを潜ると、1940過ぎの店内はカウンターに空席がチラホラ。
やっちゃんが、「いらっしゃい、相変わらず遅いね」と笑顔を向けてくれる。
このあと、自分側のカウンターは皆さんお帰りになり、来店もなくまったりモード。
こんな夜もあるんだね。

おすすめからサンマ刺し。
銀皮がまぶしい。口にすれば、丸千葉絶品のイワシ刺しよりも、さらにトロリと脂が口の中に広がる。
あー、秋近し。そして、美味しい。


もう一品は、串カツとコロッケの合い盛り。
サクッと揚がったコロッケはおいもが甘くて、油の甘味との相乗効果でお菓子のよう。
方やザクッとガリッと、男揚げの串カツは中身のロール肉の柔らかさとの好対照。
このセット揚げ物の組み合わせでもお気に入り。たっぷりのお野菜も添えられてお値段500円だしね。


テレビに見いったり、回りのお客さんたちとの掛け合いに耳を傾けたりしながら、一人しみじみ飲んで、ごちそうさま。
明日からの連休、やっちゃん気を付けて行ってきてね。
と思ったら山の天気話に火が着いちゃって、しばしの立ち話。やっちゃんのお話を聞くと、山登りに行きたくなるのよね。
ごちそうさまでした。