東向きの窓の我が家。今日は朝から涼しい風が入ってきます。
表に出ると陽射しの暑さが残っていますが、窓際で思いに耽っていると、もう秋はすぐそこまで来ていたのだなと気づきます。
来週からは30度を下回る日が続くようで、超のつく猛暑の連続もやっと終息に向かうようですね。この夏フル稼働だった我が家のクーラーさん、どうもありがとう。君無しで寝られる日々がやっと来るようです。
昨日は、南浦和旬肴芽だか屋さんにて、絶品の魚をつまみながらゆるりと御一献。
身の太い新サンマ。カリッと焼けた皮目の下には、ふっくらと脂の乗った厚みのある身肉。醤油なしに塩と脂の旨味だけで食べられてしまいます。そして何より、微かにほろ苦さを含んだワタの美味しさ。秋刀魚とは良く名付けたもので、ここでも秋を感じることが出来ました。折々の味わいが楽しめる幸せ。
さらには刺身でもいただいたサンマがこれまた絶品。青魚の脂の旨味がスーッと口の中に広がって、いやらしさの欠片もない、何とも爽やかなお刺身。鯨のお刺身の肉質感との好対照もあって、これだけで酒が進む進む。
美丈夫、朝日山、日置桜、磯自慢といただいて、最後に燗をつけていただいて一日のしめとしました。
朝日山純米の、旨味があってスッと後味が引いていく端麗旨口というのでしょうか、厚みのある味わいに対して、日置桜の魚に合わせるにこのうえなしという感じの嫌味のない香りとすっきり感、最後にいただいた銘柄を失念しましたがお燗の落ち着ける飲み口…一杯600円前後でいただける贅沢さ。たまには自分に投資しないとね(^^;
こうして美味しいお酒をいろいろいただくと、欲が出るのが飲み助の悪い癖。朝日鷹も飲みたかったのう…って、おそらく自分的にはこの位が適量。ほろ酔い気分で家路に着くことが出来ました。
ちなみに〆につくってもらった、半田そうめんのトマトソース(ナポリタン風?)。これがそうめんのゆで加減が絶妙で、素材の旨味だけでない腕の冴えの一端を味わって満腹満足の家路となりました。
最初の30分ほどはマスターと二人きりで、近況報告しながら相談事をぽつぽつと、ニュースを見ながらいろいろ教えていただいたり、実にゆっくりとした贅沢な時間。続けて、ふと入ってらしたお客様が知人のお父様、偶然の出会いを驚きながら小人数での談笑を経て、あとはいつもの常連さんにお久しぶりとご挨拶しつつ、鉄道番組を肴に盛り上がりと…心が段階的にほぐれていくのを感じながらいただくお酒の楽しいこと。
…カウンター五席に机が二卓のこじんまりとしたお店ならではの、落ち着いたお酒が楽しめました。しばらくぶりにカウンターに座れたけれど、やはり芽だかさんはカウンターが嬉しいんだよなぁ。下町の酒場の活気というのでしょうか、猥雑なエネルギーをいただきながら飲むのも楽しいけれど、最近、心が疲れてる自分には、こういう温かい酒席が嬉しくなります。
路地裏の名店に元気をもらった土曜日、今日一日は家で肉体的な疲れを癒して、さあ明日からもう一週間、頑張ろう、心が折れないように。
旬肴芽だか屋 日曜定休(祝日は概ね営業) 17時30分~23時