ホッピーの福音 -モアナ(関屋) | 丁稚烏龍帳

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today,detch stood live on the earth,too…

仕事のために私がいるのではない、私のために仕事(収入手段)があるのだ。


ぶつぶつと口の中で念仏のように唱えながら、京成電車は一路上野に向けて走りま
す。降り立つ駅は、一昨日に同じく京成関屋。
今日は二つのイベントがあったのです。u先生とご無沙汰モアナ、そして徳多和良に
名古屋人P襲来。本来は別々の日にずらすべきを仕事の都合上、一日に重ねまして
今日は本当にご無沙汰してしまった(たぶん5/10以来の二ヶ月ぶり)モアナにお邪魔
します。


発端はu先生からのいつもの飲みメール。「モアナに行きた~い」僕としても行きたか
ったところなので二つ返事。
L字カウンター十席あまりとキャパシティに限りがあるお店なので、定時の早いあたし
が席取りをすることになりました。この時期はお店の前に臨時テラス席が設置されま
して、そちらで風を感じながら呑むのも気持ちよさそうだなぁ、しかもまだ日が高いうち
に帰宅を急ぐ方の前で飲む優越感も味わえるし(笑)。でも、今日は夕立予報があるの
で、素直にカウンターにかけますかね。


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こんにちは~。「おう、久しぶり」漢ぶりのマスターの太い声がかけられます。
「久々に平日帰れました~♪」ご無沙汰のご挨拶を済ませて、ほっと一安心。
あら、団体さんが長い辺に四人いらっしゃいますね。Lの付け根にお一方、奥に入れ
ていただいた方が先生待つのによいかな…あ、先客さんもお待ち合わせ。マスター、
僕もおしぼり置かせてください。これで席取りは完了、でも入ってらっしゃる方がいた
ら表にずれようかしら、なんて背後を気にしつつ飲む羽目になりましたが。


まずは当然、「ホッピー1つください」「あいよ」
冷蔵庫からキンキンに霜の降りたジョッキを取り出して焼酎を注ぎ、冷蔵庫からこれ
また冷えたホッピーを真ッ逆さまに!ボトルを上下にゆすりながら、注いでいくとビン
の中にはクリーミーな泡が。これを搾り出すように、かつ泡が消えないようにホッピー
の上に優しく乗せるように注ぎ足せば、モアナ流ホッピーの完成です。
これがね、できないんです、あたし。親分とか寄り道さんとか、自分なりのやり方で
モアナ流に開眼した諸先輩方のお話を聞くだに、自分でこのホッピーがつくれたら
…幾度か試みてできないぶきっちょ。至った結論は単純明快、モアナに来よう(笑)。

7.7hop


さて、泡が消えないうちに一口、ごくっごくっ、ぷは~旨いね、こりゃ。最高のホッピー
だよ、もう折り紙付き。思わず開いた右手でガッツポーズ!先客さん変な奴だと思っ
たろうなあ(^-^;)。


さてお料理は、あ、白菜がない(T-T)。ハワイアンもつ焼きと異名をとるモアナですが、
実は僕にとってのナンバーワンメニューは後述の絶品しろモツを抑えて、白菜漬けの
ピリ辛醤油なんです。ピリ辛の醤油を白菜に回せば、白菜の持つ甘みと旨みが引き
出され思わず叫ばずにはいられません、ごはん!(またか(^-^))。
でもない時はない、ではでは同じくピリ辛系で大山豆腐のやっこをいただきましょう。
これまたお豆さんな感じの豆腐にもよく合うんですね。夏場はやっぱり涼しげなやっ
こさんがいいのです。ホッピー、うまうま。7.7tofu


それと、お、団体さん、煮込み旨そうですねえ。マスター、僕ももつ煮込みください。
こちらの煮込みは、味噌仕立ての濃厚タイプ。特徴はモツがとにかく大振り。しかも
柔らかく煮あがっていて、煮込み食べてる~という感覚を味わえる一品です。この
塩気がホッピーを呼ぶんです。

ところでマスター、そのボードの×印はもしかして、「ないってこと」あ、やっぱり。
新製品スパムおむすび試してみたかったけど、残念。ハラミ焼きもないのね「そうだ、
折角だから」と、ハラミを消して何やら書き始めるマスター。焼きの前に書き込まれた
字は「タンモト」。マスターそれください、「ガッハッハッハ(笑)」豪快な笑いとともに、
十分に炭の位置調整を終えた焼き台にタンモトが乗せられます。


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と、ここでU先生ご登場。約束の7時にあと10分前でした。焼き物は冷めてもなんなの
で十分前位に注文しようかな~と思ってたら来ちゃいましたね。タイミング逃したわ。
さて、一杯目のホッピーがちょうど開いたところでしたので、ホッピー二つくださいな。
U先生もダブルで逆さまになってるホッピーを期待を込めてみつめています。
では、そろったところで乾杯!お疲れ様でした。二杯目もうまい~!


このホッピーを前にして語るのは、やはりそのうまさ。ビールを凌駕するホッピーがある
ということを、初めて知ったのがまさにこの一品。ビールに優る旨みを持ちながら、残味
はあくまで軽く、ビールを鯨飲した時に口の中に残るエグ味は一切なく。先日、横浜は
福田フライでホッピー好き話をH本さんとしましたよ~なんて話をしながら、並ぶつまみ
を食べ進むうち、出てまいりましたタンモト焼き。

これがまたコリコリっとしたタンの食感、タン特有の味わいも深く、想いは既に仙台へ。
タン屋ピンチらしいねぇ、なんて対岸の火事を決め込んでいますが、当事者にとっては
死活問題ですよね。僕としても北の18切符コースの定番お昼処が失われるのは辛い。
早いとこ落ち着いてくださいと祈らずにはいられませんでした。

7.7tang


さてさて僕のオーダーばっかり食べてないで、先生、お好きなものをオーダーして下さい。
先生の目的は刺しものとしろモツ、レバ刺しごま油にしろモツミックスをお願いします。
小鉢にもられたレバ刺しに塩を振って口に含めば、コリコリとろ~りこれまた美味です、
特に塩はホッピーにほんとに良く合います。次が控えしでっちとしては、刺し好きの先生
に主導権を渡し、レバ刺しは三口程度でしたがそれでも十二分に楽しさが味わえました。
モアナのレバは歯ごたえがあるレバというか、他のお店よりもコリコリ感が強いように思
います。これも鮮度の違いなのかな?


そして、やって来ました本日の先生的目的物、しろモツ焼き。
香ばしく焼き上げられた皮目とプリプリのコラーゲン質、黒と白のハーモニー。黒側はタレ
焼き、ぷりぷりっのしろモツに甘みとこく深いタレが絡めば、えもいわれぬ口福感覚。しび
れちゃいますね、ほんと。方や白側は塩焼き、山葵をちょんと添えれば軽やかな味わい。
こちらは脂の旨みが凝縮された感じが味わえます。7.7w


し・か・も、このしろモツ、進化してる!もつ自体の質なのか、マスターの焼きの技量なの
か、以前わずかばかり感じた皮目の固さがまるでなく、あくまで皮目はサクッと香ばしく、
かみ締めれば口に旨みが広がる幸せ。いやあ、やっぱり普段使いしたいお店のひとつで
すねぇ、モアナ。

7.7moana


さて、おなかもひとしきり一杯になりました、今日はホッピー三杯で切り上げです。
これからの時期、風を感じながらホッピーを煽る幸せ、また味わいたいですね。また来ます
~。