シュバリエ のフランス語を翻訳サイトで翻訳してみた Ⅱ | 日々徒然

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こんばんは、キサラです

 前回に引き続き、アニメ「シュヴァリエ」の作中に出てくるフランス語を、翻訳サイトで翻訳してみました。
 
 
 なお、お世話なった翻訳サイトさんは
エキサイト翻訳さんとグーグル翻訳先生です
 
 
 
 
 今回はオープニングとエンディングです。
2話からオープニングとエンディングが流れるので、1話感想より先に翻訳を先にしてみよう。
 
 
そんな好奇心が仇となった。
 
 
 まず、オープニング
ここで出てくるフランス語らしき文字は、デオンが持ってる剣に浮かび上がる文字と、サン・ジェルマン伯爵とマクシミリアン・ロベスピエールが綴る文字です
 
 
 デオンの剣に浮かび上がる文字
これはフランス語翻訳でやたら引っかからなかったです。フランス語ではなくラテン語らしい。さらに地味に筆記体っぽい文字で、そもそもの「ローマ字」の解読か難しかったです。
 
 
 
 よって、ここの翻訳はグーグル翻訳先生にお世話になりました。なぜなら、予測変換で「この単語じゃないか?」というのが出てくれるんです。
 後半部分が読めなくても、予測変換で引っ掛かればそちらが正しいローマ字となるからです(もちろん、他にもそれらしい単語があるのかも知れませんが)
 
 
 
 一時停止で何度も見直し、読み解き、予測変換により推測したラテン語がこちら
 
 
SIT NDMAN DOMINI BENEDICTUM
 
 
グーグル翻訳先生曰く
 
祝福すると、主第二名です
 
 
ここの「主」とは「あるじ」ではなく「しゅ」つまり、神様を指していると思われます。
 
 
なぜなら、「SIT」抜きの翻訳が「神の第2名」となるからです。
 ですが、そもそも神様にいわゆる「第2名」があるのか?と疑問に思いました。この「第2名」とは、例えば「ガイウス・ジュリウス・カエサル」という名前があって、その名前の「ジュリウス」の部分が「第2名」だそうです(なんかのサイトでみた)
 
 
 ここで先ほど「ローマ字」自体の解読が難しかった、と言いましたが、それはこの翻訳が「流石にこれはどうなんだ」と疑問に思ったからです。
キリスト教の神様に対して「第2名」と言うのは不自然に思います(もしかしたら、あるのかも知れませんが....そこまで調べる気力がありませんでした)
 

 

そこで、とりあえず単語づつで翻訳してみました
 
  • SIT→あります
  • NDMAN→第2名
  • DOMINI→〜の(又は主・神様を指す?)
  • BENEDICTUM→恵まれました
 
どうやら第2名という単語があるのは確かです。DOMINIが不明ですが、 DOMINI BENEDICが 主は祝福します と翻訳されたので、神様を指す言葉でもあるようです。
 
 
で、 NDMAN の部分。DOにも見えなくないんです。というわけで NOMAN で調べたら、なんと 名前 と翻訳されました。
 
 
ここで、先ほどのラテン語の文書を NDMAN から NOMAN にして翻訳します
 
 
祝福すると、主の名前であります
 
 
となりました。意味的にはまだ違和感はありますが「第2名」よりかはしっくりします
「神様に名前があるのか?」と言われたら「あるんじゃないか」と答えられますが、「神様に第2名があるのか?」と言われたら「それは無いんじゃないか」という考えに至りました。
 
 
日本語的には意味がサッパリなので、まだまだ解釈の余地が残ります。ですが私は翻訳家ではないし、そもそも「翻訳サイトで翻訳」という趣旨でやってみただけなので、このラテン語文章に対しての私が出来る翻訳はこれが限界なのではないかと思います。
 
 
ただ、この文章はデオンが持つ剣に浮かび上がるんです。それにより、リアの魂が表に出るのですが、そのお姉さんであるリアの死によって全てが始まるんです。そこまで重要なポジションなリアの魂が出る際、この文章が浮かび上がったんです(1話)しかも、オープニングエンディング共に剣は出てきます。
 
 
とどのつまり、ちゃんとした、むしろ重要な意味のある文章である可能性が高いのです。これからのストーリーで意味がわかるかも知れない(やたら詩篇を喋ってくれる)ので、とりあえず保留です。
 
 
 
 
たがだか一文の翻訳で随分長くなってしまいましたが、次の文字に移ります。
サン・ジェルマン伯爵とマクシミリアン・ロベスピエールが綴る文字
 
 
まず、伯爵が
NOVUSORDO
(ここのDの部分は筆記体っぽい文字)
 
 
次にマクシミリアンが
SECLORUM
 
 
それぞれに意味はありません(正確には、SECLORUMに意味はあるっぽい)
ここの文字は、二人で一つの文を綴っていました。
 
 
Novus ordo decorum
ノヴォス オルド セクロールム
 
 
時代の新秩序 を意味するラテン語の成句です。詳しくはWikipediaに載っていましたが、アメリカ合衆国の国璽の裏に書かれているそうです。
 
 
フランス革命に深く関わるこの二人が、このような成句を綴るとはなんとも味な演出です。しかもマクシミリアンは「世代・世紀・時代」を意味する方を綴っています。
 
 
シュヴァリエのオープニングが、もはやネタバレレベルなのは最後まで見るとわかるのですが、出てくる言葉までストーリーに絡むのはなかなか無いんじゃないかと思います
 
 
 
 
 
 
さて、ようやくエンディングです
翻訳どころか考察まで入ってるので、やたら長いブログになってます。こんなブログでいいのかと気になったら「翻訳サイトで翻訳してみた」っていう趣向が無駄になっちゃうので続けます。
 
 
エンディングでは登場人物の名前がローマ字で表示され、史実でもいた人物(デオンやルイ15世など)は生没年が表示されます。
ついでに言うと、肖像画のある人はそれを元に人物像が描かれています。ポンパドール夫人の再現率はすごい。
 
 
さて、そんなエンディングでは文字がいっぱい出る上に、アナグラムで入れ替わってくれやがります。なので順不同で翻訳していきます。
 
 
 
VERS
グーグル翻訳→へ(〜へ?)ラテン語だと大将
エキサイト翻訳→詩
 
 
AILLE
グーグルとエキサイト共にフランス語で→行きます
 
 
この二つを並べ替え
VERSAILLES→ヴェルサイユ
(Sが増えたけど、増やした演出あった)
 
ベルサイユの薔薇でもお馴染み、ヴェルサイユ
 
 
 
LIA(リア) DEON(デオン)
 
を並べ替えて
 
LION DEA
 
 
LIONはライオン(又はしし座)だがDEAが不明。ラテン語だと女神らしい。
一応、フランスの救急医療の国家資格でDEAというのがあった(Wikipedia参照)けど、時代とストーリー考えると関連性は無いと思います。
 
 
なんにせよライオンとは結びつかないので「わけがわからないよ」状態です。
 
 
cavと同じく、何かの略語でもない(らしい)のが難点。一応、助祭の職という単語の頭文字には当てはまりましたが、やっぱりわけがわからないよ。
 
 
 
 
 
いろんなキャスト流れた後、最後に
 
 
FRANCAISE(フランス語)
 
 
と出るので、このエンディングは全てフランス語だよ、と言っているのではないかと思います。
本編ストーリー内での文字が全てフランス語ではないのは、既にラテン語が出てきているので立証されています。
 
 
 
 
最後の最後に、アニメタイトルを達筆な筆記体でフランス語で書かれたサインが出てくるのですが、そこで「PSALMS」と「H∴O」の文字が一瞬出てくるんです(本当に一瞬。サイン光る演出に混じって出てる)。
 
 
これがどういった意味合いがあるかは不明ですが、物語をみていけばわかることかも知れません。
 
 
 
 
さてさて、オープニングとエンディングの翻訳と考察でえらく長くなりました。
デオンの剣に浮かび上がる文字やエンディングの文字など、まだ謎が多いです。
 
 
ですが、本編はまだじっくり見ていないので、本編にヒントがあるかも知れません
 
 
次回からは本編の感想です。先ずは1話から。
2話以降はフランス語がどんだけ出てくるかによりますが、出来るだけいっぺんに書きたいです。