整備士なので整備に修理、カスタムが主なだが、最近は整備4割のカスタムが6割の頻度である。
その中でも最近はカスタムが多い。
カスタムショップに手伝いに行ったり、カスタムをやる店に勤めると、何をどうすればどうなるかが多少は見えてくる。
それは整備、例えばエンジンや車体各部のオーバーホール、または修理も同じ。
故障診断や修理は実際の構造や機能がわからなければできない。
電気だって目に見えなくたって、テスターを使えば導通、抵抗、電圧が容易にできる。
そしたらLEDがつなかいなら導通見て、レギュレーターや、CDIが怪しいなら抵抗見て、バッテリーが怪しいなら電圧測って・・・それから発展して、チャージ電圧が13.5v~14.5vないならバッテリー or レギュレーター or ジェネレーターが異常。
とすぐにわかるようになる。
電装系カスタムで仮にキーONでLED等つけたいなら、常時電気が来る場所→テールランプとなり、それからキーON・OFF関係なく電気が流れるならマイナスなのでアース、キーOFFで導通が無し、キーONで電気が流れる配線が+になるわけだ。
その+の中でも12vに近いとこから取る。 アースはボディアースにするかバッテリーに繋ぐかの判断を誤るとアース不良を起こす。
電気の話はさておき、本題に入ろう。
今回はCBR400RRのアルミフレームの鏡面加工。
いわゆるバフがけ、ポリッシュですね。
道具の画像について前回の追記。
裏面。
さて作業に入ろう。
このバイクのフレームはアルミなので磨くのが楽。 さらに、前オーナーがある程度(梨地がなくなる程度)まで磨いていたので、意外と早く作業が終わった。
これが元の状態。
タンクを外し、カウルを外し、フロントカウルを前にずらし、シートを外したら作業開始。
今回はほぼ表面処理(腐食防止の為の梨地)が剥がれていて元がよかったので前記事のような耐水ペーパー作業はあまりしていない。
磨き傷が深いとこや傷、梨地があるところのみ#240~#2000の耐水ペーパーでならしたぐらいだ。
むしろ、そこに一番時間を取られた。(狭い場所なので機械を使わずに水研ぎのみでやったから)
で、あっさり完成。
まるでメッキ! ウォンウォン系やニュースクール、アメリカンにスポコン等にフレーム鏡面は効果的。
スイングアームや、フレームの鏡面はLEDをつけると反射していかにもUSカスタムらしき雰囲気も出るし、いかにもやった感が出るのでオーナーも私も大満足(笑)
外装を付けた画像。
作業時間は2時間30分ほど。
反対側も↓
どうでしょうか? 転倒傷消しどころか鏡面まで、さらにスイングアームやフレームの鏡面。
小物から大型まで、なんでもビカビカになります。
ただし、梨地はアルミの腐食を極力少なくするという、最大のメリットがある、ということをお忘れなく。
アルミの鏡面加工後はCR-1などのガラスコーティング剤やダイヤモンドコート、ワックスなどで表面を腐食しにくくするか、定期的に磨いて、コンディションを維持しましょう。
とりあえず今回はここまで。
ありがとうございました!
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