みなさんこんにちは。流離いの旅人です。
今回は宝の地図の実装で開放された過去の常設メガモンのこころ覚醒でそのこころがどう化けたかについて考えてきました。
常設メガモンはどうしてもイベント限定のメガモンと比較すると見劣りしてしまう側面がありますが、今回それらのこころが覚醒という権利を得て生まれ変わったのか、それとも現状維持なのか性能を見ながら一緒に考えていきましょう。
なお覚醒したメガモンが12種類と何せ数が多く、記事の長文化が懸念されるのでそれぞれサラッと触れる程度にさせてください。また記事は2回に分けてお送りしますので予めご了承頂ければと思います。
それでは各こころの覚醒前後の性能をみていきましょう。
【ドラゴン】※覚醒前
緑/コスト32/HP44/MP44/力19/守り21/攻魔12/回魔32/早さ21/器用19
特殊効果:スキルHP回復+10%、ターン開始時HPを6回復する、封印耐性+10%、怯え耐性+10%
【ドラゴン】※覚醒後
緑/コスト77/HP90/MP90/力44/守り49/攻魔33/回魔69/早さ46/器用61
特殊効果:スキルHP回復+12%、ターン開始時HPを10回復する、封印耐性+10%、怯え耐性+10%、ブレス耐性+5%
この後に控えるゴーレムもそうですが、なるほど。コスト77枠に合わせてきましたか。これはなかなか上手い調整だと感じます。そしてドラゴンについてはかなり生まれ変わりました。良い覚醒を得たと思います。
最大のメリットは新規・復帰勢向けのこころということです。つまりレベル上げの過程でこころのコスト枠に余裕がない時に使えます。コスト77でスキルHP回復12%付き、その分回復魔力は控えめな設定ですが、緑のこころでHP・MPともに90ポイントというのは優秀です。またブレス耐性+5%も魅力です。属性を問わずにブレスダメージを軽減できますから「はげしいほのお」と「ここえるふぶき」を両方使う敵などに有効です。
一方で私も含めてある程度レベル上げが進んでいるプレイヤーであれば使う機会はほぼないと思います。ブレス耐性は魅力ですがそれを目的にこのこころを填めるかと言われれば填めないかなと思います。ただしイベントのコンテンツ(星降りの闘技場)などでコスト制限があるものが来た場合は低コスト枠として使うことはあり得ます。
【ゴーレム】※覚醒前
赤/コスト39/HP55/MP17/力39/守り24/攻魔8/回魔8/早さ44/器用55
特殊効果:スキル斬撃・体技+10%、デイン斬撃・体技+10%、メラ耐性+10%、毒耐性+10%
【ゴーレム】※覚醒後
赤/コスト77/HP93/MP35/力69/守り46/攻魔12/回魔12/早さ74/器用91
特殊効果:きあいため、スキル斬撃・体技+10%、デイン斬撃・体技+13%、メラ耐性+10%、毒耐性+10%
これもまずまず良い覚醒を得たと思います。上述の通り新規・復帰勢がレベル上げの過程で使えると同時に古参プレイヤーも低コスト枠としてコスト制限の際に採用するシーンがあるかもしれません。特に所持率の高い「メタルキングの剣」と相性がよく、「ランプのまじん」と組み合わせてもコストはわずか184ポイントですからコスパがいいでしょう。
もともとメラ耐性を10%有しており、これはドラクエウォークでは非常に重宝されるものですから攻略コンテンツにおいても「真魔剛竜剣」や「竜神王のつるぎ」などデイン武器の威力を上げつつメラ耐性が取れる点は優秀です。加えて「きあいため」が追加付与されたことで必中効果まで持てるようになりましたので使いやすさも抜群に高まりました。
先ほどのドラゴンにも言えることですが問題はSが入手できるかどうかですね・・・
【ナウマンボーグ】※覚醒前
緑/コスト62/HP78/MP78/力37/守り41/攻魔26/回魔59/早さ39/器用35
特殊効果:スキルHP回復+10%、バギ呪文+10%、混乱耐性+20%
【ナウマンボーグ】※覚醒後
緑/コスト107/HP120/MP105/力40/守り75/攻魔60/回魔102/早さ53/器用42
特殊効果:スキルHP回復+12%、バギ呪文+15%、混乱耐性+20%、怯え耐性+10%
これはかなり化けたかもしれませんね。そして今度はメタルドラゴンとともにコスト107枠に合わせてきました。バギ呪文ダメージも15%にパワーアップ!・・・はい。(笑)
しかし回復役に填めるこころの性能としては非常に魅力的で、HP・MP・回復魔力が3桁に上昇。特に目を引くのはHPの120ポイントです。これに加えてスキルHP回復+12%は先ほどのドラゴンも同じですが、ナウマンボーグは回復魔力も高いので回復量が十分に期待できます。
強いて勿体ない点を挙げるなら耐性面でしょうか。属性・系統耐性が一切ついていません。とはいえそれを補うだけの回復量が出せる可能性を秘めていますからそこまで贅沢を言ってはいけないということで解釈しましょう。
【メタルドラゴン】※覚醒前
赤/コスト69/HP88/MP32/力64/守り42/攻魔12/回魔12/早さ70/器用87
特殊効果:スキル斬撃・体技+10%、すべての状態異常耐性+5%、悪い状態変化耐性+5%、攻撃減耐性+10%
【メタルドラゴン】※覚醒後
赤/コスト107/HP110/MP47/力103/守り63/攻魔16/回魔16/早さ89/器用87
特殊効果:スキル斬撃・体技+10%、すべての状態異常耐性+7%、悪い状態変化耐性+7%、マシン系へのダメージ+10%、攻撃減耐性+10%、転び耐性+5%
マシンモンスター絶対倒すマンの登場です。キラーマシン2などを見据えたのでしょうか。
しかしながら力が1.5倍以上となる103ポイントと3桁に底上げされて使いやすくなったことは確かです。スキルHP回復効果と違い、スキル斬撃・体技や呪文のダメージ倍率は直接汎用性に繋がるため据え置きの10%となっていますが、コスト107としてのステータスバランスがいいです。赤のこころのコスト107と言えば「オルゴデミーラ」が第一候補に挙がりますが、オルゴデミーラはイベント限定のメガモンスターであり現在入手することができません。
従って新規・復帰勢がレベル上げ過程で中コスト枠として採用するシーンがあるでしょうし、コスト107枠であれば古参プレイヤーであっても新職の実装などで使う機会が一定に考えられます。もちろんそのようなプレイヤーであればオルゴデミーラを持っているかと思いますが、マシン系特効がありますのでメガモンや祠などの攻略も見据えると覚醒しておいて損はしないでしょう。
【ギガンテス】※覚醒前
青/コスト84/HP121/MP72/力45/守り67/攻魔22/回魔20/早さ68/器用68
特殊効果:スキル斬撃・体技+10%、ジバリア斬撃・体技+10%、ドルマ属性+10%、攻撃減耐性+10%
【ギガンテス】※覚醒後
青/コスト107/HP148/MP89/力55/守り82/攻魔27/回魔25/早さ78/器用78
特殊効果:スキル斬撃・体技+10%、ジバリア斬撃・体技+10%、ドルマ耐性+10%、攻撃減耐性+10%、会心率+5%、【オノ・ヤリ】ちから+50
これは・・・ちょっとポジションが上がったとは言えないかもしれないですね。
コスト107としてはHPが148ポイントと非常に高く耐久面を上げられます。もともとドルマ耐性10%持ちですから敵がドルマ攻撃を仕掛けてくる場合は有効なこころです。
スキル斬撃・体技10%かつジバリア斬撃・体技10%ですからジバリア武器を使う時のこころセットには食い込みます。汎用10%のこころではありますが、同じ青のコスト107には「ランプのまじん」や「竜王」などライバルも豊富です。とりわけ残念なのは力がわずか55ポイントしかなく汎用10%があったとしても生かせないところです。加えてすばやさも78ポイントと青のこころとしては遅めです。似たような絵面のサイクロプスとは大きな差がついてしまったなという印象です。
もう一つ残念なのが青のこころなのにニンジャと相性がよくない点です。オノとヤリを装備しているときに力が50ポイント上昇しますが、オノはニンジャの得意武器なのに対してヤリはニンジャの得意武器ではありません。その他ニンジャの得意武器だと例えば「カンダタトマホーク」や「絶美なる妖鞭」などとは相性がいいものの、「ルビスのやり」などはニンジャでは生かしきれません。ルビスのやりで運用するのならゴッドハンドに握らせて虹枠での採用となりますが、果たしてこのステータスで虹枠を勝ち取れるかは疑問です。
救えるポイントとしては会心率5%でしょうか。会心率を盛りたいときはニンジャならキングスライムの覚醒と、ゴッドハンドならトロルキングなどとセットで採用すれば会心に期待することができるのではないでしょうか。
【ブラックドラゴン】※覚醒前
紫/コスト93/HP85/MP61/力43/守り48/攻魔70/回魔10/早さ38/器用44
特殊効果:メラ属性ダメージ+14%、バギ属性ダメージ+14%、ドルマ耐性+5%、麻痺耐性+10%
【ブラックドラゴン】※覚醒後
紫/コスト137/HP125/MP79/力63/守り71/攻魔104/回魔15/早さ52/器用61
特殊効果:メラ属性ダメージ+14%、バギ属性ダメージ+14%、ドルマ耐性+7%、メラ耐性+5%、斬撃・体技耐性+3%、麻痺耐性+10%
次回記事でも触れますが「グレイトドラゴン」との扱いの差が激しいですね。まぁこころの色も違うので一概には束ねられませんが、もうちょっと待遇改善してもよかったのにと思ってしまう自分がいます。
今度はコスト137枠に引き上げてきたわけですが、HP125ポイントはなかなか優秀。攻撃魔力も約1.5倍となる104ポイントで3桁に乗せてきました。主に攻魔複合のこころですから力との合計値を見ると167ポイントとなりこれも及第点と言えます。しかしながらメラ・バギの属性ダメージ上昇値がともに14%のまま据え置きになったのはなぜでしょうか。グレイトドラゴンは上がっているのに。今からでも遅くないので「ミスでした」と言って上方修正した方がいいような気もします。
ドルマ耐性が5%から7%に上がり、申し訳程度にメラ耐性を7%、スキル斬撃・体技耐性を3%、それぞれ追加付与しましたが求めているのはそこではないということです。ちょっとブラックドラゴンは覚醒させるか自体怪しいですね・・・
【まとめ】
ということで前半戦をお送りしてきました。
低コスト枠、中コスト枠が良い覚醒を得ただけに高コスト枠への期待値が高まりすぎたのかもしれませんが、ちょっと本記事上のラスト2体は残念な評価になってしまいました。しかしながらまだ半分です。残り6体に期待して次の記事に臨もうと思いますので次の記事をお待ちください。
今回は以上です。それではまた次回。