No.180 伏竜飛翔す・52 瓶兵衛は、手応(てごた)えを感じていた。行く先々で、支持を得られる。それだけ、林田の悪政が、、いや、暴政がひどかったのだろう。人心は、彼から離れていた。 市長選まで、二週間を切った。梅山への支持は、予想以上にふくれ上がり、どちらが市長なのか、わからなくなる有様だった。~ 続く ~