さーて・・・・
オレはどうしたもんかねぇ・・・・
まぁ、
答えは簡単で、
「脚本家」になる気なんぞ、
これっぽっちもない。
・・・・いや、まぁ、
「脚本家」
成らせてもらえないだろうけど・・・・・笑。
この場合の「脚本家」ってのは、
前述した、
「セクシー田中さん問題」
ここから、
犯人探しと並行して、
テレビ業界の闇とか、
まぁ、
業界の問題点がクローズアップされてきた。
・・・・で、
そこで、声が上がってきたのが、
下請け「脚本家」の、生活できないってギャラ事情だ・笑。
再三言ってるけど、
ここに、んとに大きな問題がある。
「下請け脚本家」
メシが食えないほどのギャラの安さ。
オレが言ってるんじゃない。
「食えない」脚本家、自らが言っている・笑。
・・・・オレなんかは、
だったら「辞めれば???」
そう思うけど、
そうもいかないらしい。
オレには、
よーわからん。
「食えない」
言いながら続けたり、
「食えない」
言いながら、別のバイトまでしたり、
オレから言わせれば、
「愚の骨頂」で、
人生の時間の無駄でしかないと思う。
・・・・いや、
それでもやりたいんです・・・・
だったら、
「食えない」
文句言うなよ。
黙って、粛々と仕事しろよ。・・・・って思う。
永遠に、
「発注主」に、いいよーにコキ使われて、搾取されて生きていけよ。
そう思う・笑。
なんか、
巷、
権利だ、
尊厳だ、
まことしやかに言ってるけど・・・・
「下請け」って、そーゆーもんよ・笑。
どこの業界行こうが、
「下請け」
全てのしわ寄せがくるようにできてるんだよ・笑。
それは、社会の縮図。
脚本家の世界なんて、
「やりがい搾取」
その現場そのものだろうと思う。
・・・・ただ、
ここで、
困った事。
この問題があるよなぁ・・・・と思う部分。
それは、
昨今のテレビ・・・映画もだけど、
「原作もの」
しかやらない。
やれ、
漫画原作のドラマ化。映画化。
小説原作のドラマ化。映画化。
今のテレビったら、映画ったら、こればっかりだ。
・・・・で、
原作者。
漫画家。
小説家。
当然に、「売れた」漫画家。小説家なわけで、
それなりの、社会的地位もあれば、満足する収入もある。
・・・・ところが、
それを「映像化」するって時の、
非常に重要な「脚本家」ってのが、
「下請け」脚本家。
メシも食えない連中。
ドラマ化。映画化。
その時の、
んとに、重要な役割を担う「脚本家」ってのが、
フリーターみたいな連中。
言っちゃ悪いが、
売れっ子漫画家。
売れっ子小説家。
それらから比べたら、
クリエイティブ、
モノづくりに対しての熱量。・・・・正直言えば「能力」も。
全てに「不足」した人材が、
一番重要な部分を担っているって現実だ。
今回、
一般論として、
原作者と、脚本家が、もっと「密」にコミュニケーションをとるべきだ。
・・・んな正論が跋扈してるけど、
たぶんねぇ、
そんな「時間的余裕」も、
「下請け」脚本家にはないと思うよ・笑。
時給なんぼで働いてるような連中だよ。
日々の生活で汲汲としてるわけで、
そんな余裕はないよ。
・・・・・そうだよ。
その「打ち合わせ」も費用を払ってやればいいんだよ。
でもさ、
んな、
ミーティング。
そんなものに「費用」が発生、
払ってやろうなんてのは、「弁護士」とか、
そんな一部の職種の連中だけだよ。
一般論は、
ミーティングはタダ、無料ってのが、日本の通念だ。
一般企業でもそうだろ???
なんでも、
どんな商品でも、
「見積無料」だろ???
これが、悪しき日本の文化なんだよ・笑。
・・・・で、
こういう、「しわ寄せ」は、
「下請け」に行くようにできてるのも、日本文化・笑。
・・・・・ただ・・・・
原作者。
・・・・それへの脚本家。
熱量の、
能力の、
大いなる「隔たり」
これが、
この問題の根幹のような気がするけどな。
・・・・・ちなみに・・・・
過去に大ヒットとなったドラマ、映画。
やっぱり脚本がシッカリしてるんだよ。
「下請け」脚本家。
じゃない、
「元受け」脚本家。
そんな連中は、
他人の物語を脚本化しても、
やっぱり、クリエイティブな仕事するんだよな。
結論。
・・・・結論じゃないけど・・・
オレが言いたかったことか・・・
「下請け」には「下請け」の理由があるってこった・笑。
・・・・だから「下請け」に甘んじてる。
そんな理由のある連中だってことだ。
そんなヤツらを重要な仕事で使う「製作側」に問題があるってことだよ。・・・・「安く」「言いなり」で使えるからだろうけどな・笑。
・・・・もちろん、
オレは、
その辺がわかっているので、
リアル社会でも、
一切の「下請け」仕事。
「下請け」的発想はしない。
理不尽な、
バカバカしさに身を置くくらいなら死んだ方がマシだ。
そう思って生きてきた。
そう考えて行動してきた。
・・・・なんだか、
ちーーーっと、熱くなってしまったぜぇ・笑。