2020年秋ごろから少しずつ進めていた、「英雄伝説 創の軌跡」の本編をクリアしたので感想を今のうちに書いておこうと思います。

 

大まかにいうと

碧の軌跡と閃の軌跡Ⅳの後日譚

といった印象でした。

空の軌跡シリーズにおける3rdの立ち位置に近いかと。

 

 

【良かった点】

・あるキャラの深堀りがされていた

閃の軌跡Ⅳで実は好きになれなかった、というかかなりの人が絶対に許せないキャラナンバーワンだったであろうあの人の内面の描写が多かったです。目的のためにすべてを犠牲にできるあのキャラが、いろいろな人とかかわっていくうちに、その心情に変化が見られてとてもよかったですね。

今作のプレイ前後での評価が180度変わりました。

 

・クロスベルを取り巻く環境の変化

零の軌跡から何度も苦境に苛まれ、ただただ煮え湯を飲まされてきたクロスベルですが、零発売から10年以上たってやっと真の平穏をつかみ取ったところですね。

支援課らしく、泥臭く、地道に、倒れても何度でも立ち上がってあがき続けた結果つかみ取った再独立と、ロイドのスピーチの頭の挨拶には思わず涙が…

これで一番の苦労人マクダエル議長も安心して眠れるね!

碧の軌跡から入った勢なので感慨深いものです。

 

・音楽

いつも通りというか、いつも以上に曲のレパートリーが広かった気がします。

Sword of Swords、流麗闘冴、Heavy Violent Match

あたりの戦闘曲はもちろん、

LAPIS、Section G.F.SⅡ、Twilight Hermitage、激烈!撃滅!ミシュナイダー‼

などフィールドやイベント曲の幅が広かったです。

 

 

【良くなかった点】

・物語を理解するまでの前提が多すぎる

軌跡シリーズには今更ですが、今作は特にそれが顕著だったように感じました。クロスベル舞台の期間が長く零碧のクロスベル編2作、それに「巨イナル一」の話で閃の軌跡Ⅰ~Ⅳの帝国編4作は少なくとも必修ですね。

特に閃Ⅳは、両方のエンディング(愛の唄・未来へ。)を見ていないと全く理解できないかも…

全部やってる身としては面白いんですけどね。

 

・使えるキャラが多すぎる

夢幻回廊(本編のみ)で46人はやりすぎだって…

終章はずっと4F前半をぐーるぐるしてました。

ラスダン40人+キーアで突入しても、使える人数限られるしうーむ(-_-)

まあ碧の軌跡と閃の軌跡Ⅳの後日譚だから全員使えるようにしたかったんでしょうね。

デュバリィ(多分ユーザ人気)とかアリオスさんは必要かなって感じはあったかな。

 

・やりこみ要素が!多すぎる!

ミニゲーム5~6種類あるし魔法少女マジカルアリサRSとかはストーリーまでついている。(楽しめたけど)
ポムっとで31人に勝利するとか正気か??

キーアまでなんとか勝ったけど、キャラの多さも相まって全然ラスダン突入できなかったです…

そういうのもあってクリアに時間がめちゃくちゃかかりました。

 

 

総じて

過去作を一通りやってればおすすめできる良作

といえるかなと思います。

 

 

まだ本編クリア後の夢幻回廊でやることいっぱいありそうなので、それは今後少しずつ。