
いつも笑顔がさわやかなMさん、授業中はなんとなく自信がなさそうに作品を作っています。でも何かしらおもしろいアイデアが見えるのですが、まだ自分で見つけられなくていつも苦労しています。今回は、今までの努力のかいあってか最初とはがらりと変わった作品に仕上がりました。少女から大人になったような・・・色使いや、筆のアートな雰囲気の線がアートのテーマによくあっています。もっと自信をもってがんばろう。

落ち着いた大人の女性という雰囲気のFさん。パソコンに強く難しい課題も難なくこなしていました。さて、彼女も今回はアイデアにはずいぶん悩みました。最初の森のようなぐにゃっとした雰囲気ではじまったのですが、プレゼン最終間際に突然テキスタイルのようなモダンな印象に変わりました。前にもおなじようなことあったけど割とシャープなイメージが好みかも。でも最初のグニャをもっとがんばって欲しかったな。しばらくして見ていると、結構いいんだけどなあ。

ちょっと不思議な雰囲気の女の子のSさん、いつもセンスの良いファッションで学校にやってきます。アイデアはいつも面白いのですが、いざ作り始めると苦労しています。今回もあれやこれやとやりたいのに思ったようにできないジレンマとの戦いでした。メビウスの輪がすこし変ですが、パッと見た目には気づかないかな。

絵を描くのがちょっと苦手だったSさんは、いつも面白い工夫をして作品を作っていました。フェルトを切って絵にするとか・・・さて、今回は平面構成をポスターに仕立てあげました。アートという漠然とした世界を表現するのににはこういうやり方もよくします。抽象的なイメージがどんどんふくらんで、いろんな芸術の世界を感じさせるいい作品になったと思います。プリンターでは色がきちんとでなくて苦労したけど、ほんとにカラーマッチングは難しいですね。

クラスの黒一点、最後まで苦労していたM君のテーマは「かがわのABC」。どんな意味なんかな?通常は一から手ほどきするときにABC・・・って言い方するのですが、アート、美術、カルチャーなんだそうです。苦しいけどわからなくもない。シンボルマークを3色で分けてABCをイメージしているけど、もう少しはじめのコンセプトをしっかりたてて、さらに煮詰めるともっともっとよくなりそうです。

ママさん学生のSさんは、なかなかの努力家です。インテリア雑貨が好きという彼女の作品は、いつも整理されていて清潔感のあるおしゃれな部屋のようなイメージがあります。今回は、最初はアートは爆発するというコンセプト(爆弾!)から始まり、やがて一本の道に寄り添うようにアートが集まってくるイメージに変化し、それをビジュアル化したようです。墨の太い線の力強さがいい感じですね。

以前は東京でファッション関係の仕事をしていたTさんは、いつもおしゃれな印象でした。作品もイマっぽさを感じるテクノビートみたいなポップなものが多かったですね。今回は、テーマの88から8をモチーフにキラキラ感を出して、赤い円を組み合わせてかがわらしさを表現しています。「芸」の文字の赤がここではかなりいい効果を生み出しています。

ダンスが好きなOさんは、作品にもそんな楽しさが伝わってきそうなイメージに作っています。
アートには美術だけ出なく、演劇や舞踏も入りますから他の人がアート=美術みたいなイメージに対して、ちょっとちがうアプローチが面白いです。文字の並びをもう少し工夫してヒップホップだったりバレエだったり、いろんなダンスの動きを感じさせてくれると面白かったと思うのですが。