ひさびさの演者仕事へ。 | 立川で活動するフリー・グラフィックデザイナーの日々

ひさびさの演者仕事へ。

年に数回、季節のお便りにも似た電話をくれる
四畳半の不思議芸能事務所から
(↑前回のブログ参照)
またまた春のお仕事が舞い込んでまいりました。

とはいっても、今回はTVでもPV撮影でもなく…
カメラもマイクもないという特殊な演者仕事


通称「模擬患者」


え!?何それ? と大半の方は思いますよね。

僕も初めて聞いた時は戸惑ったものでした。


…何を隠そう、このお仕事
これで4年目のレギュラー案件なのです!(毎年一回)

医療大学で資格試験を行う学生さんを相手に
仮初めの患者を演じるわけなのですが…
持病や症状の設定、どこを押されたら痛がるとか
なかなかに覚えることはいっぱい。

セリフが決まってないぶん、そんなにプレッシャーはないのですが…
学生さんのほうは将来がかかっているので緊張・ガチガチ。

そんな雰囲気をビソビソに感じつつ
こりゃ下手なコトできねぇな……と、違った意味でこちらも
なかなかの真剣演技でこたえます。


$立川で活動するフリー・グラフィックデザイナーの日々
↑我が娘ココロも負けてはいません。
 現在放映中の小学館・幼稚園5月号のCMにほんの一瞬、映っております!
 たまごっち、もしくはドラえもんで流れてる模様!



医療行為とはいえ(試験ということもあり)丁寧に触診して頂くので
何やらマッサージのようでほのかに気持ちよく…
ついついウトウトしてしまいましたが
今年も無事、演者としての役割をキッチリ果たしてまいりました!

休憩時間には先生方にいろいろな疑問をじっくりと聞くことができ
(盲腸や心筋梗塞、高血圧のことなど)
なんともお得な、得るモノ多しなアクティングタイム!


また来年も健康な体のまま
病弱な患者を演じられたらいいなぁ……。

そんなことをしみじみ思いながら
帰路についた父さんでございました。


※昔はこんなあからさまなやらせ仕事もあったんダヨネー……
 V6のやらせ番組出演の巻
 今じゃ守秘義務やらネットの告げ口やらでほとんど無いんじゃないかしら。
 何かと自由でのびのびとした時代でございました……