エキストラ＝東京限定「究極の」ひまつぶし

この不景気でも
東京で探せば　いくらでも見つかる
TVエキストラのお仕事。

年齢性別容姿問わず誰でも出演可能な
1日単位で働ける究極の「ひまつぶしバイト」だ。

運が良ければ遠方に温泉泊まり付きや...
http://kame-design.com/kamecity/yarase01.html
はたまた極寒の地で天から火だるま降ってくる...など
http://kame-design.com/kamecity/taiga.html
バライティに富んだ体験ができるのが最大の魅力である。

彼氏彼女（上司）の設定などで
女の子と2人でレストランに配置されれば
努力ゼロでお食事付きの楽しいトークが堪能できたりする
そんな楽しいワンダーバイト、エキストラ。



が...実際・・・・・
そんなオイシイ仕事は全体の2％未満。
大半を占めるのは...退屈な20ー40人ほどの大人数・長時間エキスなのだ。
やはり人生、甘くはないのである。


本日は2年ぶりに、前述のアタリエキスを期待しつつ
朝6時に大泉の東映撮影所へ赴くも、みごと撃沈。
山盛りのおっさんとともにロケバス　宇都宮に向けしゅっぱーつ！と
やはり　見事にハズレれてしまいました（笑）



・・・・・まぁ...せっかくなので　

今後エキスやってみたい！という自由業の方に向け
本日過ごしたしょっぱい時間を振り返りつつ...
退屈エキスに当たってしまった時、いかにあきらめずに
楽しい時間を過ごすか、そのテクニックを紹介いたします。


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大人数エキスの楽しみと言えば
膨大な待ち時間を埋める「人との会話」と
朝、昼、夜と合間合間にはさまれる「ロケ弁」である。

「役者さんを拝む」という楽しみは
すぐに感覚が麻痺してしまうので、あまり期待しないほうがいい。


さて、この待ち時間の会話。相手が最後まで見つからない場合、
無言地獄10時間超コースなどが待ち構えており、大変苦痛だ。
これは出来れば避けたい。
話さないと、超時間の待ち時間　ボーっと突っ立つのみで
脳みその細胞は溶けだし、顔は能面・仏顔となる。
最後のほうは自分の声が出なくなったんじゃないかと錯覚してしまうほどだ。




ポイント1.　話相手を見つけよう！

例えば今日の現場みたいな裁判所の設定だと...
大半を占める人種はだいたい40－70代のおじさん・おじいちゃんだ。
（2割程度が40歳以下の男女）

その中の半数はエキプロと呼ばれるエキスのみで食べているおじさん達。
いつも同じ顔ぶれでつるんでいるので、数回行けば一見してその団体とわかる。
※つるんでないエキプロの人もいるが、大抵はうるさくてKYな人か、ただの寡黙好き。

この輪にうまく混じってもいいが、せっかくなら楽しい会話を楽しみたいところ。

新鮮な話題が期待できる異性がベストだが、いきなり話かけるのも気まずいし、
大人数の場合、まわりの視線が気になって会話は長く続かない。
やはり最初は同性の相手が欲しい。

そこで最初に集合した時、なるべく年が近く仲良くなれそうな人を見つける。
モタモタしているとその人の知り合いが来て、タイミングを失う可能性が大きいので
声をかけるのは早ければ早いほうがいい。もし最初からそのような状況の場合は
とりあえずあきらめて二次候補を探す。
いなければしょうがない。おじさん連中との文字通りヒマつぶし会話となる。
これはこれでまったりと楽しい。

運良く仲良くなった人がいれば、今度は異性に話しかけ、会話の輪を広げていこう。
きっとみんなと、メルアドを交換する程度の友人にはなれるはずだ！
エキスには見た目まともでも独り言王子やムッツリ君など様々なキャラが存在するので
若干の観察眼も必要だ。

そして...ロケベンは大勢で食べた方がおいしいということを付け加えておこう。
一人でポツンと食うロケベンは、ご飯がカッチカチに感じられとにかくマズいのだ。

さぁ　これらをふまえて楽しいエキスライフを　レッツエンジョイ！





まぁ....
1日つっ立って　3000円ポッチ　ってのがネックだけどねMMMMMMMMMM