９年前のあの頃は。(何があっても大丈夫)

９年前の今日、

大地震が起こったとき、

 

わたしは

娘を妊娠しながら、

派遣社員として

池袋で働いていました。

寝返りを打つようになった頃の娘。

なつかし〜✨✨

こんにちは、高井咲友莉です。

あのときは、

ビルの４階で働いてて。

まだまだ

妊娠中だったので、

不安になるというよりは、

守らなきゃ‼️

みたいな氣持ちが強く、

割と氣丈にスタスタと

裏の階段を使って、

ビルの下に降りていった

記憶があります。

まさか、東北で

あんなことになってるとは

思ってもなくて。

外に出て、

誰かがワンセグで

情報を取り始めて、

そこで初めて

現状を知りました。

知っている土地が、

水で流されている。

え⁉️福島⁉️

もちろん、実家とは

電話はつながりません。

夜になっても

電話はつながらず、

わたしも夫も

別々の場所で夜を明かし。

翌日のお昼ごろ、

なぜか

父と夫の携帯がつながり、

家族全員の無事と安全が

分かったのでした。

前の日、

地震当日の夜は、

ある地域は

津波と火事に覆われた

映像が出ていたり、

情報もまだまだ混乱してて、

わたしは幸運にも、

当時も今でも仲良しの

派遣社員さんの

ご実家に泊まれて、

あたたかいスープを

いただいたり、

お風呂やお布団も

いただいて･･･

一時は、

池袋の公会堂で、

狭い座席で

ナナメになりながら

なんとか一夜を明かすしか

ないかな・・

なんて話してたので、

切迫流産とかの

心配もしながら、

でも肚をくくる氣持ちで

過ごしていました。

そしたら、

深夜０時ごろだったかな、

結果的に

ご実家に泊めてくださった

派遣社員さんの

通勤で使っている路線だけが

運転再開したのです。

本当に、ラッキーでした。

娘を誰かが守っていて

くれたのかもしれない。

そう思わせられるほどに。

翌日、先に書いたように、

実家の家族全員の無事が

確認できたのですが、

同じ町に住む同級生が、

彼女は山の方に住んでいて

地震の被害がほとんど無くて、

その彼女が、

うちの親や姉に、

温かいコーヒーとか

お惣菜とか、おにぎりとか、

そうしたモノを

こまめに差し入れしてくれている

ことも知ったり・・

なんだか、

どこを切り取っても、

ありがたい記憶が

蘇ってきます。

もちろん、

感情的には

色いろ体験しました。

なにせ、妊娠中ですし。

生まれの家族は

みんな福島に住んでいて。

でも、みんな大丈夫で、

海沿いに住んでいる

親戚もみんな無事で。

宮城に住んでいる

直接的な友人も、

なんと、みんな無事で。

なんだか・・

命があるってすごいな、

と、今になって

ものすごく感じています。

誰かひとりが欠けていても、

今と同じ感覚では

いられなかったような、

それはそれで、

受け容れるしかないと

感じていても、

また違った記憶や

出来事に、

なっていたかもしれないと

感じています。

ただただ、感謝のみ🙏

命あることに、感謝しています。

当時は、

妊娠中であったことが、

被災した家族、

特に両親にとっての光に

なっていたかもしれないと、

当時も今も、感じています。

そういう意味でも、

いのちの偉大さを、

力強さを感じました。

９年経っても、

一瞬で、

あの日を思い出せます。

でも、残るのは、

感謝の記憶ばかりが

色濃いです。

今日は追悼の場などが、

昨今の社会事情で

開催されなくなったようですが、

ひとりひとりの心の中で、

さまざまなことを

回顧したり、

そこからまた、

想いを新たにしたり、

祈りをおくるような日に

なったのではないかなぁと

感じています。

すべてのいのちが

健やかでありますように。

すべての魂が、

健全でありますように。

祈らせていただけることに、

心から感謝しています。

災害後に生まれた娘は、

家族みんなにとっての光でした✨

高井咲友莉

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