佐友里です。
あなたは普段、
誰かとお金について、話をするでしょうか?
話をする機会を持とうと、されていますか?
わたしたち、特に日本人は、
なぜか夫婦であっても、親子であっても
大親友であっても、
こと「お金」に関しては
話題にすら出せない、そんな雰囲氣が
蔓延しているように感じています。
これは、わたし自身が
お金について学べば学ぶほど、
知れば知るほど、
強く感じている事実です。
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わたし自身の話を少し、します。
わたしが田舎から東京に出てきたのは、
私立の心理系大学に進学したのがキッカケでした。
それに伴い、初めてとなる
一人暮らしの部屋を契約したのですが、
そのときに生まれて初めて
父親の収入をリアルに知りました。
8桁の年収を見て、
「お父さん、こんなに稼いでたんだ…!」
すごく、びっくりしました。
父は、大学を出ていません。
18歳からずっと、同じ会社につとめ続け、
退職するまで一筋に、一生懸命はたらいた人です。
大学を出てなくても8桁いくんだ・・・!
それが、父の収入を見たときの、
わたしの一番の感想でした。
*
いま、フリー(個人事業主)であることもあり、
8桁稼ぐということが どんなに大変なことなのか、
私なりに、とても、感じるモノがあります。
そんな父と、昨年の今頃でしょうか。
お金について話をする機会がありました。
*
しかも、わたしから
無理矢理、話を振ってのことです。笑
おそらく、父は、
いやがっていたというか、
まさか娘とそんな話をするとは
思ってなかったと思います。
実際、話し始めた最初の何分間かは、
本当にどうでもいい世間話をしていました。笑
「う~ん、難しい話題だなぁ」
父が言った、象徴的な一言です。
当時のわたしにとっては、すでに
全然むずかしい話題じゃなかったのですが、
父にとっては、とても話にくいこと、
これこそが、
わたしたち、日本の文化に根付いている
お金への感覚だと思います。
【タブー(禁忌)である】
という感じでしょうか。
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実際、話をしてみると、
8桁も収入があったら
お金への不安はないんじゃないかと
わたしなんかは思っていたのですが、
そんなことはありませんでした。
むしろ、
収入の多い・少ないに関わらず、
不安は感じていたような感じです。
「ないと、生活していけない」
父が話してくれた、
お金へのイメージのひとつですが、
この言葉が、
何とも言えない不安感を象徴しています。
人は、収入が増えれば支出も増えるので、
実際、収入が増えても、
手元にあるお金の割合は、
収入が低かったときと変わらなかったりします。
*
一方、専業主婦であった母とも、
お金についての話をしました。
母は、直接的には、お金を稼いでいません。
だから、わたしとしては、
稼いでいる実感のある父よりも、
その実感は湧きづらい母の方が、
よりお金に対してネガティブなのでは、
と、予想していました。
ところがですね、
この予想は見事に、奇麗に、
裏切られることとなります。
「なんとかなるモノ、かな^^」
「うちがダメなときは、みんなもダメでしょ」
聞いていて、笑ってしまいました。
ポジティブ、というより、
お金に対して、ポジもネガもなく、
『そういうもんでしょ♪』という感じなのです。
実は、わたし自身、
“なんだか根拠はないけれど、
なぜか お金に困る氣がしないんだよね”
という感覚を持っています。
これは、母から来ていたモノだったのかと、
とても腑に落ちたことを覚えています。
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父や母との対話を通して、
わたしはより、お金に対して冷静に、
フラットに見れるように、
考えられるように、なりました^^
稼いでいた父よりも、
直接的には稼いでいない母の方が、
お金に対して信頼があった、
ということも知れて、
とてもおもしろかったのを覚えています。
*
この体験を通して、
ますます わたしの中で、
お金に対する理解が深まりました。
お金は、
◆捉え方によって、敵にも味方にもなる
◇つまりは、大親友・仲間、
生涯を共にするパートナーとして扱えばいい
◆私たちの意味付けの通りに、パワーをふるう
◇怖いと思えば、パワーにふりまわされ、
喜びだと思えば、パワーを活かすことができる
◆どんな多く持っていたとしても、安心は得られない
◇「いつでも生み出せる」という確信があれば十分。
お金のある・なしが、良い意味でどうでもよくなる。
などなど。
(これからも、いろんな切り口でお伝えしますね^^)
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あなたの人生において、
お金が真の自由・喜びであったことは、
どれくらい、ありますか?
こう問われたとき、わたしは
「無いわ」
と、思いました。
お金が真の喜びであったことは、ない。
いつだって、真の喜びは、
人と心が通じ合ったとき
腹を割って笑い合えたとき
いっしょにおいしい御飯をたべているとき
そんな、いつもの日常の中に在りました。
私にとって、真の喜びは、人と関わってこそ。
お金があっても、人と断絶していたら、
それは喜びにも繋がらなければ、幸せでもない。
そんな大切なことを氣づかせてくれた質問でした。
あなたの人生において、
お金が真の自由・喜びであったことは、
どれくらい、ありますか?
さて、あなたには、
どんな答えが浮かび上がりましたか?
ご愛読、
いつも心から感謝しております
あなたにすべての善きことが
なだれのごとく降り注ぎます。
あなたに愛としあわせが
なだれのごとく降り注ぎます。


上位にいることで、
たくさんの方に このブログが拡がり、
「自分自身を生きる人が増えていく」こと、
わたしにとって、最大の歓びのひとつです

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