佐友里です。
『被害者』で在りたいときって、
ありませんか?
わたしには ずーっと長いこと、
そのポジションを取り続けていた過去があります。
その被害に、間近で遭っていたのは
間違いなく、夫でしょう。
あれ?
おかしいですね。
長いこと
わたしが『被害者』だったのに、
その陰で、夫が被害を被っていた。
わたしは、被害者?
それとも、加害者?
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どちらも同じ、ということです。
あなたは「被害者」であるとき、
同時に、「加害者」になっています。
分かりやすい例えを使うならば、
◎夫に暴言を吐かれた。
◎イライラして、娘に当たってしまった。
前者は「被害者」で、後者は「加害者」ですね。
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このとき、
この方がカウンセリングにいらしたならば、
表現が おおまかになりますが、
次のどちらかの悩みを吐露くださるでしょう。
◎夫になじられて、耐えられません。
どうしたらいいでしょうか?
(夫が悪いですよね??)
◎娘に当たってしまう私は、最低です。
わたしが、我慢できないばっかりに…
起こっている出来事は、同じです。
この方が、夫に暴言を吐かれ、
この方が、娘に当たっている。
ですが、悩みだけを抽出すると
◎夫になじられて、耐えられません。
どうしたらいいでしょうか?
(夫が悪いですよね??)
◎娘に当たってしまう私は、最低です。
わたしが、我慢できないばっかりに…
全然 別の出来事・問題に、見えませんか?
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これが、「被害者意識」「加害者意識」の
ややこしいところです。
原則を、お伝えします。
◆わたしたちが、被害者であるとき、
わたしたちは別のところで、加害者です。
◆わたしたちが、加害者であるとき、
わたしたちは別のところで、被害者です。
ですから、
どちらかのポジションを取っている限り
永遠に、「穏やか」な感覚は、訪れません。
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ですが、いきなり
【では、無害者の道を歩きましょう】
なんて言われても、
できてたら今、こんなに悩んでないっていう話で。苦笑
少なくとも、わたしは そうでした。
むりやり無害者になろうとする前に、
(無理矢理なったところで、反動がきます)
◆あなたがいま、「被害者」なら、
自分が「加害者になっている可能性」を探り、
その場面を見つけ、意識的に止めること。
逆も然りで、
◆あなたがいま、「加害者」なら、
自分が「被害者になっている可能性」を探り、
その場面を見つけ、自分を手当てすること。
それらを経験して初めて、
【無害者として生きる道】が見えてきます。
*
わたし自身、恩師から何度も、
「あなたは旦那さんに当たって、
それを受け容れてもらうことで愛を感じているが、
それは(夫にとって)辛いことなのだよ」
という風に言われてきましたが、
そのとき、わたしが思っていたことは、
“だって、夫だって××じゃないか!”
(××=私が勝手に、夫がダメなところだと決めている部分)
ずっと、「被害者」で いたのです。
でも、同時に、
夫に対しては、ずっと「加害者」でした。
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敢えて、書きますが、
被害者も、加害者も、悪くありません。
別に、被害者でいたって、
加害者で居続けたって、どちらでもいいのです。
人生に、良いも悪いも ありませんから。
ただ、誰もしあわせではない、というだけで。
さて、いま被害者のあなた、
いま、加害者のあなた、
何かしら氣づきがあったなら、
あなたの意志ひとつで、未来は簡単に、変えられます。
あなたには、その力があります。
▼4月より、消費税8%を申し受けます。
http://ameblo.jp/design4yourself/entry-11751006227.html
ご愛読、
いつも心から感謝しております
あなたにすべての善きことが
なだれのごとく降り注ぎます。
あなたに愛としあわせが
なだれのごとく降り注ぎます。
いつも応援くださり、有難うございます♪




