デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ! -20ページ目

簡単なタイトル装飾・3D編【STEP6】





STEP6
レイヤースタイルで金文字を豪華に


デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-logo_Photoshop


今回はSTEP5で作った照明効果の金文字3Dをベースにします。
STEP4の金文字3Dを使用する方は【★★★ここまで★★★】という部分まで読み飛ばして下さい。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_01


STEP5で照明効果をかけた「文字」レイヤーを上に複製します。
既にドロップシャドウ等のレイヤースタイルを使用している方はわかりやすくするために一端効果を全て捨てて下さい。



memo
レイヤーの複製はメニュー等からも出来ますが、レイヤーをoptionを押しながら上にドラッグすれば上段に複製できます。
またはよく使う項目なのでレイヤー>レイヤーを複製...をショートカットに登録して下さい。
※下段へ複製する時は下段へドロップすれば下段に複製されます。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_02



レイヤーが複製されました。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_03
ここでわかりやすくするために今複製した「文字のコピー」というレイヤーの名前を「」にしてください。

★★★ここまで★★★

これでSTEP4からの人もSTEP5からの人もレイヤー構成は以下の通りになったと思います。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_04




まずはわかりやすくするために「」レイヤーを不可視にしてください。(「目のアイコン」をクリック)

文字レイヤーを選択し、「レイヤースタイルを追加」から「ドロップシャドウ」を選んで下さい。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_05




こういうダイアログが出てきます。レイヤースタイルは左側で様々なスタイルを選べ、右側で詳細を設定します。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_06




以下、画像と同じように各スタイルの数値を入力して下さい。
※画像の解像度によって多少の調整が必要になりますので、完成形が違う場合は少しずつ調整して下さい。



【ドロップシャドウ】

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_07




【シャドウ(内側)】

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_08




【ベベルとエンボス】

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_09

角度・高度・光沢輪郭も忘れずに変えて下さい。



【サテン】

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_10



【カラーオーバーレイ】

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_11

色は↓の通り

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_12




【グラデーションオーバーレイ】

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_13


グラデーションの設定は以下の通りですが、大体で大丈夫です。そんなに大差は出ませんので。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_14


数値は左から以下の通り。大体で大丈夫です。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_15

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_16

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_17

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_18




さて、以上のように設定して「OK」すれば大体こうなる↓はずです。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_19




ここでこのレイヤースタイルを次からワンタッチで使えるように「スタイル」に登録しましょう。
スタイル」パレットから「新規スタイル」を選べば一発で登録できます。名前は好きな名前を付けて下さい。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_20

↑このようにレイヤースタイルを作った場合はスタイルに登録しておくと大幅な効率化になります。
次からワンクリックでスタイルが適用されますので。



さて、本題に戻り次は「」レイヤーを表示させ、「CMYK」モードに戻してレイヤーの描画モードを「ハードライト」にしてください。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_21


こんな感じ↓になると思います。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_23



「金」をうまく出すには「」レイヤーの「不透明度」や「トーンカーブ」で調整します。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_22


正直ここの調整は「」レイヤーの色によって変わってきますので、お好みで調整してください。
不透明度を50にしたものが↓これです。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_24


「金」レイヤーがSTEP4の物ならば↓こんなかんじに。

デザインテクニックたれ流し!〆切を乗り切れ!-110905_25

豪華な金文字の3Dが出来上がりました。
レイヤーの描画モードも「乗算」や「スクリーン」等色々変えて試してみて下さい。


このように、「」レイヤー(テクスチャー)と「スタイル」の重ね合わせで色々なバリエーションの金が作成できます。
「金」を少し変えたり「スタイル」を少し変えたりして色々な「金文字」にチャレンジしてください!!
「金」テクスチャーと「スタイル」を沢山引き出しとして持っておけば素早く様々なバリエーションの金文字が作成できますので沢山作成してみて下さい。

「簡単なタイトル装飾・3D編」はここで一端終了です。まだまだ色々なタイトル装飾がありますがまたの機会に。