あけましておめでとうございます。
今年もマイペース更新になると思いますが、よろしくお願いいたします。
全然お正月気分にならない韓国のお正月ですが。
朝ごはんはトッククです。
…海苔入れすぎで見えませんね^^;
うるち米で作った、ソーセージみたいな長い餅を斜めに薄く切って入れた、韓国のお正月料理です。
(わかりやすい写真をお借りしてきました~。)
ハングルで書くと떡국。
カタカナでは、「トックク」と「トック」と2種類の表記が見られますが、私は「トックク」派ですね~。
(無理やり)アルファベットで書いてみると、「tteok kuk」…(かな? 韓国語のアルファベット表記も何種類かあって、韓国語を知らないとちゃんと読めないという…)
で、最後の「k」が、日本人にはまず聞こえない音なのです。
(練習するときは、「クック」と言うつもりで「クッ」だけ言え、と言われます。)
だから、「トック」と書くのもわかります。
でも、日本人には聞こえなくても、韓国人にはちゃんと存在している音。
(私が言う時も、自分の耳には聞こえなくても、口の形は ちゃんと作っています。)
だから、聞こえないけどある音だよ、という意味で、私が書くなら「トックク」です。
ただ、「トックク」と書くと、日本人は文字通り「tokkuku」と発音してしまうわけで。
母音のないところに「ウ」という母音が入るのを嫌う人もいるのです。
だったらいっそ、ないことにしてしまえー!
…ということなのかはわかりませんが、「トック」派の人は
「聞こえたように書いている」か
「余計な母音が入らない表記にしている」か、だと思います。
それで、結局「トックク」と「トック」、どちらが正しいのかと言いますと。
どちらも違います。
カタカナでは正確に表記できません。
語順は似ているのに、発音体系は全く違う日本語と韓国語。
韓国語を勉強している方は、できるだけカタカナに頼らず読めるようになるのが、長い目で見ると上達への近道です。
(それが大変なんですよね~。わかります…
わかりますけど、がんばって!)
お正月から떡국の発音と表記について語ってしまいました^^;
最後に、主人が大田(テジョン)に行って撮ってきた初日の出をどうぞ~。
今年も平和で安全で(←韓国にいると結構切実)、いいことがたくさんある1年になりますように^^