こんにちは。
手作り石けんデザイン研究所のさとこです。
2017年の初カットは、昨年12月に仕込んだ大豆廃油100%の石けんです。
大豆油は固まりにくく、以前作ったときは4週を過ぎてもぶよぶよ。
ですが、水分を27%にするとよく固まる、という情報を入手したので作ってみました。
結果からみると、ちゃんと固まりましたね。
ちゃんと固形石けんとして使えます^^
仕込んだのはクリスマス前だったので、クリスマスカラーにしようと、最初はトリコロール型アクリルモールドに型入れしました。
ところが、トレースがゆるすぎたのか、漏れてきてしまってΣ(゚д゚;)
仕方なく、継ぎ目のないシリコンモールドに移し替えました。
模様も、なんだか微妙なマーブル(?)に…。
表面が結構固かったので、カット大変かな? と思いましたが、そんなこともなく、すっと切れました。
でも、表面はぼろぼろ…。
やっぱり、大豆油だけで石けんを作るのは難しいようですね。
(でも、市場とかで普通に売っている廃油石けんは、どう作っているんだろう??)
試しにお皿を洗ってみました。
泡立ちはまあまあ、ただし、泡に力がない(?)感じ。
ぬるぬるした感じも、長く続きます。
ココナッツ入れたいー! パームかラードも入れたいー!
やっぱり、当初の予定通り、ゼリー石けんにして洗濯に使うことにします。
* * *
新年最初の石けん記事が廃油石けんって(しかも出来も良くない…)どうなのよ、とも思いましたけど。
今年、廃油石けんでやりたいこともあるんです。
教会で仲良くしてもらっているオンニ(お姉さん)の、お姉さん夫婦が、南アフリカとマダガスカルで宣教師をしているのですが、現地で幼稚園や学校を建てているんです。
その宣教師の先生(オンニの義兄)が年末にうちの教会にいらして、現地の様子を伝えてくれました。
帰り際、もし石けんをお送りしたらお役に立ちますか? と聞いてみたところ、もちろんです! とのこと。
以前、南アフリカに行ってきたオンニも、「何もないところだから、何だって役に立つよ~」と言っていましたし。
なので、今年やりたいことのひとつは。
南アフリカとマダガスカルの学校に、手作り石けんを送る! です。
廃油石けんも、新油石けんも。
そりゃあ、一番役に立つのは現金でしょうけれど、私のできる分野で何かしたいですし。
豊かな自然に害を与えることなく、人々の暮らしを守れる手作り石けんって、いいんじゃないかなぁと…(〃∇〃)
さあ、レシピ考えようっと♪