自分の勉強スタイルとしてはとことん知識をインプットしてから、手を動かしてアウトプットするという方法をとっています。このあたりは人によってスタイルが違うと思うので、次に紹介する1.~5.の順番をアレンジしてみてください。
1.基本を知る
まずはなんといっても基本を知るのが一番
どんなカラクリなのか?
どんなパターンがあるのか?
類似の概念や似ているものはないか、調べます。
書籍や、IT系のWebサイト、ブログなんかでまずは広く浅く調べるのがいいかと思います。
以下はおすすめのサイトです。
ITPro
CodeZine
EnterprizseZine
CloudZine
Think IT
ITMedia
@IT
マイナビ エンタープライズ
gihyo.jp
japan.internet.com
ZDNet Japan
Publickey
ASCII.jp
2.ベンチマークする
次にその技術について、
・世の中の標準があるのかどうか、
・他社での事例などがないか、
ベンチマークします。
ベンダーの営業に話を聞くのもいいですし、
ベンダーのWebサイトやIT系のWebサイトで情報を収集します。
セミナーに出席するのもいい方法です。
定期的に情報を収集してトレンドを観ます。
まず僕がやるのは定期的に書店を巡回して、
その技術に関する書籍の冊数が増えているかどうかを、肌で感じます。
その技術に関する書籍の冊数が増えているかどうかを、肌で感じます。
流行の技術は本の冊数や種類が増えますし、枯れてくると減ってきます。
ほかにはIT系のWebサイトの情報をRSS購読して、
定期的にその技術に関する情報をWatchします。
定期的にその技術に関する情報をWatchします。
また、TwitterやFacebookなどのSNSを利用して、
IT関係のつぶやきやページをフォローしておく方法もあります。
IT関係のつぶやきやページをフォローしておく方法もあります。
気になる技術に関する情報がどんどん入ってきますし、
その技術についてつぶやきなどを検索すると、興味深い情報が得られるかもしれません。
その技術についてつぶやきなどを検索すると、興味深い情報が得られるかもしれません。
あとは2.でも述べましたがセミナーに出席し、去年と比べてテーマの数や内容がどう変わっているかチェックするのもいいでしょう
デブサミ (Developers Summit)
Xdev(クロスデブ) (X-over Development Conference)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/ev/xdev/index.html
4.勉強会を開催する
1.~3.で情報が集まってきたら勉強会を開催してみましょう。
特にて自分なりに情報を整理、体系化して自分で講師をしてみるのがおすすめです。
分かっているところ分からないところが明確になるし、
人に教えようとわかりやすい説明をするように工夫すると自分の頭の整理にもなります。
また参加者からの質問に答えたり、より詳しい人の指摘をもらうことで、
理解がよりいっそう深まります。
また、いまいち講師するには理解が足りていないという場合は、
よく知っていそうな人を捕まえて、講師をしてもらうのもいいと思います。
理解がよりいっそう深まります。
また、いまいち講師するには理解が足りていないという場合は、
よく知っていそうな人を捕まえて、講師をしてもらうのもいいと思います。
1.~4.で知識を身に付けるのもIT技術を習得するうえで重要ですが、
それと並行して実際に動くものを作るのも大事です。
技術は知識(ナレッジ)と技能(スキル)の両輪で成り立っているので、
ぜひ手を動かしてみてください。
ぜひ手を動かしてみてください。
お手本となるサンプルコードを探してきて、それをまねたり、
少しずつコードを変えてみて、お手本のコードとの動作の違いを見ることで
理解が深まります。
少しずつコードを変えてみて、お手本のコードとの動作の違いを見ることで
理解が深まります。
その際に手を動かしながら
「どうやったら動くのか」
「なぜ動いているのか」
「なぜ動かないのか」
を考えることが大事です。
「どうやったら動くのか」
「なぜ動いているのか」
「なぜ動かないのか」
を考えることが大事です。
業務の中でOJTとして取り組む際には、
ぜひ自分の仕事の中にチャレンジテーマを設けてみてください
ぜひ自分の仕事の中にチャレンジテーマを設けてみてください
2010年に小惑星イトカワのサンプルリターンに成功した「はやぶさ」プロジェクトでは、
サンプルリターンという最終目標までにいくつのもミッション(技術的な挑戦)があったそうです。自分の仕事中にも「はやぶさ」のようにミッション=チャレンジテーマを織り込んで、
振り返りの際に加点法で採点してみてください。
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/scenario.shtml
【達成!】電気推進エンジン 稼働開始(3台同時運転は世界初) 50点
【達成!】電気推進エンジン ある期間(1000時間)稼働 100点
【達成!】地球スウィングバイ成功
(電気推進によるスウィングバイは世界初) 150点
【達成!】(自律航法に成功して)イトカワとランデブー成功 200点
【達成!】イトカワの科学観測成功 250点
【達成!】イトカワにタッチダウンしてサンプル採取 300点
【達成!】カプセルが地球に帰還、大気圏に再突入して回収 400点
【達成!】イトカワのサンプル入手 500点