神保町にて | desertroseは鉱石だ

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夏期休暇中の事なので2週間以上前の話なのだけど、東京の古書店街や大手出版社が密集している神保町へ数年ぶりに行ってみたのだ。


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特に用事があった訳ではなかったのだが、おもしろい本が入手できて美味しいものでも食べられれば…って感じで。
またここは、洋食・カレー・蕎麦屋・喫茶店の老舗店舗が集うグルメスポットでもある。


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そんな高尚な本が欲しい訳でもないので、数軒廻った後にこんな感じの店で~
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わりと好きな横溝正史の初版本(S31発行)と
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趣味でもある時計関係の本(S40発行)を購入してみた。
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この本の著者、当時のリコーが販売していた腕時計「リコー・オート・ジャスト33」を大プッシュしていたり、「自動巻腕時計には最低25石から45石?は欲しい」との記述があったりで、何だか当時の考え方が垣間見えて興味深かった。


収穫本を抱えつつ、老舗喫茶店の「さぼうる」で一服。


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本当は入った事のない半地下の客室に通して貰いたかったのだが、1人の客は当方も含めて皆中2階に通されてしまっていた。
入り口近くに赤電話(公衆電話)が置いてあり、物珍しさから写メしていく人多数。


その後普通の本屋も含めて12~3軒廻って、解りもしない美術書や専門書をめくってみたりもしたが、それなりにおもしろかったものの購入までには至らなかった。


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そうこうしているうちに17:00を過ぎて疲れてきたので、昭和初期から続くビヤホール「ランチョン」で一杯やって帰途に着くことにした。

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ここに来るのは3回目なのだが流石に老舗らしくグラスに注がれた生ビールが絶品で、お代わり必至なのだ!
ちなみに、店名の「ランチョン」は英語のLuncheon(ちょっと気取ったlunchなどの意味)に由来するのだそうだ。


オーダーしたのは、生ビールに名物のビーフパイ(中にビーフシチューが入っている)、あとはスモークサーモンといったところ。

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初めて来た時はビーフパイ目当てだったくらいなので、相変わらずおいしかったのだ。


街をあてもなく気ままに散策するのは大好きなので、この日はいい気晴らしが出来て良かった(*゚ー゚)