俺のシリーズですウインク

 

今回は 邦楽でロックじゃなくフォークですね~

 

大御所であり まだまだ現役で 第一線で活動してる彼女のアルバムです

 

生きていてもいいですか

by:中島みゆき

1980年発売7thアルバムです

まさに全盛期でした 

昭和55年で俺は高校3年で このアルバム(LP)を友人から借りて 針を落とす

まず聞こえて来たのが みゆきの声だけの「うらみま~す」

背筋が凍り付くような 怨念のような曲・・・

みゆきワールドさく裂のアルバムなんですよ~

 

失恋ソングで 女性の本性を詩に窘めてるような

深すぎる詩が彼女の世界だったが・・・

ネガティブでダークなイメージに囚われてた楽曲だったが ある時から 世間が気づき始めて

飾らない心の叫びや誰もが持つ醜い憎悪を隠さず表現する事の先に 光がさす

とことん落ちてしまえ 必ず それが 自分を強くする 

ポジティブな詩であり 人間模様を謳ってる事に多くの人が救われたものです

そして 救いは 当時「オールナイトニッポン」という深夜番組が流行ってて(今もある)

そこでDJ中島みゆきが週一で出ていて イメージとは真逆で パリピ―並みの明るさで

殆どの人が 驚いたもので こんな明るい彼女が 怨念のような曲ゲラゲラを歌うギャップに

更に 人気が出ましたね~ 本当は「あんな暗い曲歌う中島みゆきを聴くなんてダサい」って言う人も多かった

特に 俺はROCKばかりやってたから バンド仲間は みゆきが好きって言ったら ひいちゃう時代で

でも俺は 言っちゃうタイプなんで みんなに「えーーーーーーー!!!!」って驚かれてました

昭和50年代はフォーク全盛期でしたが 沢山のアーティストが出ましたが

才能に満ち溢れてたのは ダントツ中島みゆきでしたしね~

90%近いアーティストは ただのブームで出て来た暗い4畳半フォークを1曲出して終わりって感じ

本物だけが2年以上生き残る時代でした

 

中島みゆきを語る上で このアルバムは 欠かせないのです