こんばんは。
札幌でバストアップ・ヒップアップを専門としているパーソナルトレーナーの佐藤翔大(さとうしょうだい)です。
 
 
「痩せてるのがイヤでもう少し太りたいな。バストもヒップもイマイチだし。」
 
そう思っていきなり食事を多くしようとしているのではないでしょうか。
 
 
確かに痩せ型の人は食べれていない傾向があります。
 
 
食べ物を増やしたりするのはいいですが、その前に栄養をしっかり行き渡らせるようにするのと、細胞を元気にしなければなりません。
 
 
そこに関係しているのがリンパ液というものです。
 
 
一度くらいは聞いた事ありますか?
 
 
このリンパ液のなかに栄養などが含まれていて、筋肉は縮んで戻ることによってリンパ液をポンプしています。
 
 
このポンプ作用は心臓以外は自力で動く事ができません。
 
 
しかし大半の方は、筋肉が縮んで伸びる事によってリンパ液をポンプしていると思っているのです。
 
 
それでは本来のポンプ作用にはなりません。
 
 
実際には、筋肉が膨らみながら筋肉の周りのリンパ間質液を吸い込み、縮んで押し出しているのです。
 
 
心臓がドクンとなる時の縮んで膨らむのと同じです。
 
 
血圧にも収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)があるわけですからね。
 
 
心臓を伸ばしたらポンプ作用ってできると思いますか?
 
 
できないですよね?
 
 
筋肉も収縮と拡張があって、リンパ液のポンプは決して縮んで伸ばすのではないのです。
 
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ちなみに筋肉が拡張すると、筋肉はかなり柔らかくなります。
 
 
「じゃあ筋肉を拡張させよう」
と思って揉んだり叩いたりしても筋肉は柔らかくなりません。
 
 
一応柔らかくはなりますが、組織や細胞を破壊して柔らかくなっているのです。
 
 
破壊してたら細胞が元気になるどころじゃないですよね?
 
 
筋肉や細胞は強い刺激だと鈍感になりそれ以上の力を加えると破壊されてしまいます。
 
 
逆に微弱な刺激ほど筋肉や細胞は活発化します。
 
 
いくら食べ物を増やしても、筋肉を揉んだり押したり叩いたり伸ばしたりしても、カラダの隅々まで栄養は行き渡りませんし、細胞も元気になりませよ。
 
 
ではまた。
いつもご覧いただきありがとうございます。