経営者にとって自分が作った会社を誰に引き継ぐのかという事業継承は、最後の大仕事ですが、簡単に決められないことがらです。

一つの選択肢としてM(Mergers合併)&A(Acquisitions買収)が、あります。

作った企業を売却して、大手企業のグループ入りすることで、さらなる発展と安定した事業の継続が得られることもあります。

 

様々な業界で再編が起こっています。

業界の「成長期」から業界再編が始まり、「成熟期」を経て、最終的びメイン4社に集約されていくそうです。

銀行なら、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行。

コンビニなら、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスなどです。

 

この本では経営者の立場から、どのタイミングで会社を売却するのが得なのかなどといった事が述べられています。面白い視点だなと感心しました。

 

確かに、経営者の身体が動かなくなるまで、会社にいて後継者問題もはっきり解決しないで争いが起こったりするよりは、元気なうちにタイミングを見計らって会社を売却しておく方が、スッキリするかもしれませんね。