マルセイユ石けんは、いわば石けんの古典です。

古典をただなぞるだけではなく、なにか新しい風を入れたい。

そんな気持ちから考えたのは精製水を、ハーブエキスに代えて作ったハーバル・マルセイユ石けんです。

ひょっとしてどなたか、先に考えておられたらすみません(汗)



ハーブエキスは、前日のブログでも報告した方法で、作りました。

ローズペダル、ルビーブースト(ハイビスカスフラワー、ローズマリー、ジンセン、レモンバーベナ、ギンコのブレンド)、ラベンダー、カモミールフラワーといったハーブに熱湯を注ぎ、静置しておいて抽出しています。



材料は、オリーブ油458g、パーム油64g、ココナッツ油112g、けん化率90%、精製水に代えてハーブエキス250g、苛性ソーダ83gを使用しています。



香りづけは、イランイラン、パチェリ、ミントの精油を使用してトータル0.5%の割合で配合しています。



実際にハーバル・マルセイユ石けんを使ってみると、泡立ちが優しいです。

けっして派手で、ぶくぶくとした大きな泡は立ちませんが、優しいきめの細かい泡です。

洗い上がりも、また優しいです。

さわやかさの際立つフローラルな香りに包まれると、お仕事の疲れなど吹き飛びますね。


さすが、古典のマルセイユ石けんです。

素晴らしいレシピです。

古典をなぞるだけではなく、なにか新しい風を入れたい、などと、いちびっていて改めて古典の偉大さを思い知りました。

さしずめ、僕はお釈迦さまのてのひらの上で飛び回っていた、孫悟空のようなものでしょうか?

それとも井戸の中から見上げる空だけを知っているだけで、多くのことを知っている気持ちになっているけど、大きな海を知らない蛙のようなものかもしれません。

井の中の蛙、大海を知らず(されど空の高さを知る)

先日、石けん販売サイト、手作り石けんに出会った皮膚科医のお店 を作りました。

Dr.かっちのブログ-ハーバル・マルセイユ


ハーバル・マルセイユ石けんを、も現在販売しております。

よろしければ、ご覧ください。