どっちが強い薬なの?という質問はよくされます。

 

ステロイドのようにランクが決まっている薬は答えやすいのですが、イトリゾールとラミシールかー。うーん。

感染症治療医の岩崎健太郎先生は、数年前の著書の中で

「ラミシールのほうが強い、たぶん」

とおっしゃっていますが、根拠が書かれていない。

実感としてなのかな、たぶん(⌒▽⌒)。

 

 

ずばずば言い切っているところが、多少独善的かもしれないけど爽快(⌒▽⌒)。

 

 

ところで、強い、と言うのは

①効き目が強い

②副作用が強い

どちらを気にしているのか?

たいていの患者さんは②のほうを気にしているように思います。

 

 

で、ラミシールとイトリゾール。知識が浅いなりに比較してみます(^▽^;)。

 

【ラミシール】

抗真菌剤の中でも特殊なアリルアミン系という系統になります。

皮膚糸状菌に特に有効だそうです。

「外用抗真菌薬では治療困難な患者に限る」と添付文書に書いてありますが、

イトリゾールには書いていないから、やっぱりラミシールのほうが奥の手、ってかんじなのかな。

 

ラミシールで特に注意しなければならないのは肝障害です。飲み始めの2ヵ月間は1ヵ月に一回の肝機能検査(血液検査)、その後も定期的に検査して、肝臓が悪くなっていないかどうかチェックしていきます。

 

【イトリゾール】

錠剤と内服液があります。使い方が違い、皮膚科では錠剤が処方されます。

 

錠剤は胃で溶解して効き目を発揮します。脂にとけると吸収がよくなるため、食直後に服用します(ちなみに内服液は空腹時)。

胃酸を抑える薬を飲んでいても吸収が落ちるので注意。

 

注意しなければならないことは飲み合わせの悪い薬がとにかく多いことです。メーカーさんが飲み合わせの悪い薬の表を作ってくれていたんだけど、あまりにリストが長くなりすぎて、作るのをやめてしまいました(^▽^;)。

他の薬を飲む時には必ずイトリゾールを飲んでいることを医師か薬剤師に伝えて下さい!とそれだけは言いたい!