田中〇〇という方が、 汗管腫アグネスの施術を受けるために日本からいらっしゃいました。
“
田中さん?
あの有名な田中さんと名前が同じですね。
”
田中さん
違うことを知りながらも、あの田中さんを期待しながら迎えました。 電子チャートで既に確認しましたが、男性ではなく女性の方でした。 60代の主婦でしたが、 少し話してみると穏やかで明るい性格であり、思いやりがあるお方でした。
“
ところで，田中さん、本当に汗管腫治療を受けるために
韓国の当院まで来られたんですか？
”
“
はい、そうです。 汗管腫治療を受けに来ました。
今日飛行機に乗って来ました。
治療を受けてから今日すぐ日本に帰ります。~
”
（ちなみに私は日本語ができません。 田中さんが韓国語ができるのです。誤解のないように・・・）
とても元気そうにお答えしましたね。
患者さんの目の下に見える病変は、典型的な汗管腫でした。
まだ日本では以前の方式である二酸化炭素レーザーを利用して汗管腫を除去していますが、そのためか日本の病院では汗管腫治療が難しいとおっしゃっていました。
二酸化炭素レーザー
韓国ではアグネスを利用しているので汗管腫がよく取れると聞いて当院にご来院なさったそうです。
韓国ではアグネスを利用しているので汗管腫がよく取れると聞いて当院にご来院なさったそうです。
当日の入国で他国の皮膚科に来院するのがぎこちないかと思いましたが、すでに私に対してたくさん調べたようで、ドクター·フェルプスをよく知っていると言いながら親しく話してくれました。 もちろん、私のユーチューブとブログを通じて汗管腫について勉強もたくさんなさっていて、診療室では追加説明をしなくてもいいほどでした。
“
汗管腫についてよく知りますね。
今すぐ施術を準備します。
麻酔からしましょう。
”
“
はい、では先生よろしくお願いします。
“
アグネスは麻酔クリームだけでは施術の痛みがかなりある施術なので、 先に局所神経ブロックで麻酔を行い、その後すぐに麻酔クリームを塗ります。
麻酔を完了して施術室で再会した田中さん
局所神経ブロックで麻酔をすると施術の痛みがかなり減るので、施術中に患者さんと気軽に話ができるので、私は患者さんが会話することを憚らないようであれば、施術中の緊張を減らすために、あれこれ言葉を交わすことにします。
そうしますと、患者さんも緊張を和らげますし、施術時間がすぐに過ぎますね。
“
ところで、田中さん、
日本のどこからいらっしゃったのですか。
”
“
京都から来ました。
京都はとてもいいところです。先生~
あ!<安室奈美恵>さん知っていますか？
京都に住んでいます。
”
可愛く芸能人の自慢もしますし、故郷の自慢もなさっていますね。 安室奈美恵さんお久しぶりに聞くお名前です。ところが、隣にいた看護師さんは初耳の表情でした。 あ~私もうこんなに年を取ったんですね···
京都のお話が出ると、浮かれているのか、ご自分の故郷自慢を続けていました。
“
ところで、田中さん、
韓国では田中さんがすごく有名ですが、知っていますか？
”
“
はい、知っています。
本当に日本人と同じでびっくりしました。
ちょうど昔のホストバーで見た姿です
日本語で話す時、話し方は少し韓国式だけど
とにかく不思議でした~
”
色々話をしながら、 汗管腫アグネス施術をしていたら、いつの間にか施術が終わってしまいました。
幼い頃は外国製が最高だったが（うちの母は今もアメリカ製のパンなら太らないと信じている人です。 「ドンギちゃん~これお母さんがコストコで買った米製パンだよ。一度だけ食べてみて~これ太らないよ。」 / 「いや、お腹が出る！」） 最近、病院の開院をしてみると、海外の患者さん達が、うちのアーバイン皮膚科に来院してくださったり、海外から皮膚科お医者さんたちが皮膚科の講義と現場見学のためにこちらまで訪問してくださるのを見ると、少し不思議です。
とにかくアグネスのおかげで国際的(?)に有名になりました。それで家で妻と息子に自慢もしました。
“
ジホ、~今日ね、
お父さんに会うために遠くの日本から···
”
終始一貫して明るい表情で勇ましく施術を受け、病院を出る田中さんのおかげで息子に物凄く自慢しました。
“
田中様、
3ヶ月後にお目にかかります。
お気をつけてお帰りください~
”
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