お相手はツインレイ?
いえ、 ツインレイではないです。
それでも「ツインレイの世界」に足を踏み入れた者として、「ツインレイの世界」を通して、 物を見ています。
彼に出会って、「何かがおかしい」と思うようになり、 自分の居場所みたいなものを探すようになりました。
彼を追いかけているようでいながら、 自分を追いかけ続けている中での学びを書いています。
理不尽に嫌な思いをした時、腹が立って人に話したりするけど、それって自己紹介になるの?
と、今までは意味がよく分からないでいました。
又別視点の話で、
「加害者は忘れても被害者は覚えている」と言われますが、私も自分が被害者になった時の体験で気付かされたことがあります。
それは、とあるシングルマザーの知人から、「親から子供の面倒をもっとみるように言われている、だから(バレているんだけど)バレないように工夫している」と、子供と親には「残業」と伝え、帰宅せず外で時間つぶししてから趣味を楽しみに来ているとのことでした。
私はそのお子さんも親も知らないので、どちらかというとその方の気持ちの方に共感といいますか、「母親と言えど自分の時間も必要だよね」と思っておりました。
同時に寂しがっているお子さんと、不憫さを感じているだろう親御さんの気持ちを思いながら、「私も昔は寂しかったけど、寂しさを感じることが長い目で見ると悪ではないし、難しいな。でも近くに祖父母が住んでいるのは子供に逃げ道があって良かったね、お子さん頑張ってほしいな」と思っておりました。
「時間つぶししして来ている」というところには全く共感はできませんでしたが、その方の人生に関わるつもりもありませんでした。
ところで我が家は、子供の世話をし、食事の用意も全て済ませて、夫が帰宅した後に出掛けておりました。
趣味を楽しんで帰宅するのは夜中の12時頃なので、子供達は勿論就寝後ですが、家族の了承を得て出掛けていたんです。
家族の了承と協力を得ていたとはいえ、夜遅い時間に自分の都合で出掛けさせてもらえるのは恵まれていて、「あり得ない」と考えられる方も多いと思います。
出掛けられるのは当然の権利ではないけど、我が家ではOKにしてくれていました。
なのに。
その知人、他所で、「育児放棄して遊んでいる人がいる。私は飯炊きババアと言われても子どもの世話はする」みたいなことを、相手が私と分かる形で人に話していることを人づてに聞かされました。
自分で収入を得て子育てをしている自立した女性。社会では私と違って大人の女性。
私の身内にシングルマザーはいるし、私もそんな中で育ったので、偏見も持っていない方だと思います。
なにがどうなって、私はそんな事を言われたのだろう?私、育児放棄している?何が?どこが?立派な母親かと言われればそうでもないけど、我が家も色々あるけど家族円満な方じゃないかな、他人に育児放棄て言われなあかんような事してるかな?
なんで私は傷ついているのだろう?もっと子供達にやれることあるのにやり尽くしていないからかな、心の何処かに育児放棄精神があるのかな、実は図星だったのかな、そもそも完璧な母親でいる必要ってあるのかな、、、と、もう何年も何年も前の話ですが、実は未だに傷ついたままです。
そんな事を言われ、沢山比較しました。
飯炊きババアて…、まるで自分はご飯ちゃんと作ってますって言ってるけど家にいないのにアピールできるところなん?作り置きが上手いのかな?そもそも外で時間つぶししているっておかしくないか?
子供が学校から帰ってきて、寝る前までの用意を終わらせ、夫と子供達に「行ってきます」と出掛けているのに、他人に言われなあかんことだったか?
勿論恵まれているけど、この幸せを守るために諦めたことや後悔していることもあって、能天気に楽して棚ぼた人生だったわけではないし、自慢したわけでもない。
客観的にみると、
彼女は自己紹介をしたまでだなと思います。
育児放棄しているという自覚があるからそんな言葉が出てきたんでしょうね。
そしてその彼女の問題と、私が傷ついた問題は別物。
私はなぜ傷ついたのか?
約30年近く前に社会に出た時は「一生働きたい」とワクワクしていたのに、続けられなかったんですね。
「続けられなかった」と書いているけど、結局はそれも自身の選択です。
今もがきながら、見えなかったものが見えるようになってきましたが、自分の後悔や悔いとも向き合っています。
そして、シングルマザーになり、子供を養い育ててきた生き方は大変だっただろうけど、その大変さを乗り越えて自立した生き方をされている人に言われた、「放棄している」という言葉が、私には刺さってしまいました。
放棄する人生を歩みたかった訳ではない。でも自分の選択がそういう結果になった。自分の未熟さを悔やんでもしょうがないけど、今の私に何が出来るのか?、傷つきながら向き合っています。
あぁ、彼女は私を傷つけたかったんだな。と、彼女の刃が見えたことで、私の中にも刃があるのだと。
自分の中になければ見えませんから。