そして、たぶん、ばいばい | みみのきもち 50才からできること

みみのきもち 50才からできること

耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、夫と妻のお話、おばちゃん達のお話、アニメのお話、もちろん、耳つぼのお話も。

 

家の前に森があった頃は、

冷たくなったハムちゃん達を目の前の森の木の根元にうめて、

毎日、声をかけていましたが、

 

家の前の森が住宅になってしまってからは、

いつも通る、公園の木の根元にハムちゃん達をうめさせてもらっています。

 

そこを通るたびに、

ぽぽ、8、あお、Qちゃん、てんちゃん、

おかあしゃん、行ってくるね〜、

みんなに、あいさつをします。

 

牛久大仏へ夫と出かけた翌日、

コメちゃん、おはよう〜!

いつものように、コメちゃんにあいさつし、

今日も暑いね〜とか、

おやつは何たべる?とか、

ちょこちょこ話しかけながらいたら、

 

それまで、ケージの中のおうちに入っていたコメちゃんが出てきて、

ケージの床材の上で横になりました。

 

あれ、どうしたの?コメちゃん?

 

呼吸はしてるけど、それはゆっくりで、

 

だから、思いきって、コメちゃんをなでなでしてみました。

 

今まで、何度か、コメちゃんなでなで作戦をしてみたけど、

ちょ〜ビビりのコメちゃんをなでなですることは難しく、

 

べつに、なでなでできなくても、

コメちゃんはコメちゃんで、

それだけで、とってもかわいい、

 

だから、べつに、

コメちゃんのことはなでなでできなくてもいいや、

 

おとうしゃんもおかあしゃんも、そう思っていました。

 

だから、コメちゃんをなでなでするのは、

もしかしたら、

コメちゃんが冷たくなってからかもしれないな、

そうも思っていました。

 

それが、コメちゃんの、あったかい体をなでなでできた、

わあ、コメちゃん、すごいね!

おかあしゃんは、とっても嬉しかった、

けれど、

それが意味することも分かっていました。

 

すると、コメちゃん、

えいっ!って感じで、片方の手を上げました。

 

わ、コメちゃん、ごめん、

びっくりした?

ビビっちゃった?

なでなで、いやだった?

 

うん、そうだね、

 

そして、たぶん、ばいばい、なんだね?

コメちゃん?

 

その時点で、

その日は、ちょうど家にいて、

庭で作業していた夫を呼びました。

 

コメちゃんが、、、

 

ケージの前で、夫と2人で、

コメちゃんに話しかけました。

 

コメちゃん、今年の夏は、暑かったよね、

コメちゃん用のエアコンつけても、暑かったね、

そんな中、コメちゃん、

ほんとうに、よくがんばったね。

 

ねえ、だい好きなおやつも、

たくさんたくさん、がんばって食べたよね~、

ねえ、コメちゃん?

 

話しかけながら、ゆっくりゆっくり、

コメちゃんをなでなでし続けました。

 

いつもなら、夫も私もいない、

コメちゃんひとりの時間、

 

その日は、ほんとうに、たまたま、

2人とも家にいて、

 

私たちが見ている目の前で、

コメちゃんの呼吸は、静かに、ゆっくりと、止まりました。

 

あまりに静かで、眠っただけかと思ったけど、

抱っこした体は、少しずつ冷たくなっていきました。

 

 

今も、毎日、公園の前を通るたびに、

ぽぽ、8、あお、Qちゃん、てんちゃん、

、、、コメちゃん!

おかあしゃん、行ってくるよ~、

みんな、なかよくね~、

あいさつをします。

 

まだ、コメちゃんの名前が、すぐに出てこないので、

そこを通る時は、少し、スピードを落とします。

 

ハムちゃん達の寿命は約2年です。

 

11代めのコメちゃんまで、これまで、

何度、同じ悲しみを味わってきたでしょう。

 

だったら、もっと、長生きしてくれる、

ネコちゃんとか、ワンちゃんとかを飼えばいいんじゃない?

 

うちは、日中、だれもいないから、

そんな、さみしい環境の中では、

ネコちゃんもワンちゃんも飼うことはできません。

 

そんな、わが家の環境の中でも、

いつも元気にいてくれるハムちゃん達。

 

約2年に一度おとずれる悲しさ、

 

でも、その2年間の、1日1日が、

 

ほんとうにほんとうに楽しい。

 

コメちゃん、

 

今朝、公園の前を通る時、

コメちゃんの名前が、ちょっと、スムーズに言えるようになってたよ。

 

それって、なんだか、

おかあしゃんは、さみしくなったよ。

 

さいごのさいごまで、

 

コメちゃんは、ほんとにいい子だったよね。

 

さいごのさいごまで、

 

ほんとうにありがとう。

 

またね。