家の前に森があった頃は、
冷たくなったハムちゃん達を目の前の森の木の根元にうめて、
毎日、声をかけていましたが、
家の前の森が住宅になってしまってからは、
いつも通る、公園の木の根元にハムちゃん達をうめさせてもらっています。
そこを通るたびに、
ぽぽ、8、あお、Qちゃん、てんちゃん、
おかあしゃん、行ってくるね〜、
みんなに、あいさつをします。
牛久大仏へ夫と出かけた翌日、
コメちゃん、おはよう〜!
いつものように、コメちゃんにあいさつし、
今日も暑いね〜とか、
おやつは何たべる?とか、
ちょこちょこ話しかけながらいたら、
それまで、ケージの中のおうちに入っていたコメちゃんが出てきて、
ケージの床材の上で横になりました。
あれ、どうしたの?コメちゃん?
呼吸はしてるけど、それはゆっくりで、
だから、思いきって、コメちゃんをなでなでしてみました。
今まで、何度か、コメちゃんなでなで作戦をしてみたけど、
ちょ〜ビビりのコメちゃんをなでなですることは難しく、
べつに、なでなでできなくても、
コメちゃんはコメちゃんで、
それだけで、とってもかわいい、
だから、べつに、
コメちゃんのことはなでなでできなくてもいいや、
おとうしゃんもおかあしゃんも、そう思っていました。
だから、コメちゃんをなでなでするのは、
もしかしたら、
コメちゃんが冷たくなってからかもしれないな、
そうも思っていました。
それが、コメちゃんの、あったかい体をなでなでできた、
わあ、コメちゃん、すごいね!
おかあしゃんは、とっても嬉しかった、
けれど、
それが意味することも分かっていました。
すると、コメちゃん、
えいっ!って感じで、片方の手を上げました。
わ、コメちゃん、ごめん、
びっくりした?
ビビっちゃった?
なでなで、いやだった?
うん、そうだね、
そして、たぶん、ばいばい、なんだね?
コメちゃん?
その時点で、
その日は、ちょうど家にいて、
庭で作業していた夫を呼びました。
コメちゃんが、、、
ケージの前で、夫と2人で、
コメちゃんに話しかけました。
コメちゃん、今年の夏は、暑かったよね、
コメちゃん用のエアコンつけても、暑かったね、
そんな中、コメちゃん、
ほんとうに、よくがんばったね。
ねえ、だい好きなおやつも、
たくさんたくさん、がんばって食べたよね~、
ねえ、コメちゃん?
話しかけながら、ゆっくりゆっくり、
コメちゃんをなでなでし続けました。
いつもなら、夫も私もいない、
コメちゃんひとりの時間、
その日は、ほんとうに、たまたま、
2人とも家にいて、
私たちが見ている目の前で、
コメちゃんの呼吸は、静かに、ゆっくりと、止まりました。
あまりに静かで、眠っただけかと思ったけど、
抱っこした体は、少しずつ冷たくなっていきました。
今も、毎日、公園の前を通るたびに、
ぽぽ、8、あお、Qちゃん、てんちゃん、
、、、コメちゃん!
おかあしゃん、行ってくるよ~、
みんな、なかよくね~、
あいさつをします。
まだ、コメちゃんの名前が、すぐに出てこないので、
そこを通る時は、少し、スピードを落とします。
ハムちゃん達の寿命は約2年です。
11代めのコメちゃんまで、これまで、
何度、同じ悲しみを味わってきたでしょう。
だったら、もっと、長生きしてくれる、
ネコちゃんとか、ワンちゃんとかを飼えばいいんじゃない?
うちは、日中、だれもいないから、
そんな、さみしい環境の中では、
ネコちゃんもワンちゃんも飼うことはできません。
そんな、わが家の環境の中でも、
いつも元気にいてくれるハムちゃん達。
約2年に一度おとずれる悲しさ、
でも、その2年間の、1日1日が、
ほんとうにほんとうに楽しい。
コメちゃん、
今朝、公園の前を通る時、
コメちゃんの名前が、ちょっと、スムーズに言えるようになってたよ。
それって、なんだか、
おかあしゃんは、さみしくなったよ。
さいごのさいごまで、
コメちゃんは、ほんとにいい子だったよね。
さいごのさいごまで、
ほんとうにありがとう。
またね。