お役目 | みみのきもち 50才からできること

みみのきもち 50才からできること

耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才、56才から放送大学で学び直しをしています。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、耳つぼのお話、ちょっと不思議のお話。

耳患者さんKさん宅のわんちゃんしっぽフリフリ
このしっぽフリフリちゃんは、大きな手術をしましたが、
今は、とても元気だそうです。
本当によかったです。
 
そして、つい最近のこと、
↑の先輩わんちゃんに病気が見つかりました。
肺ガンだそうです。
かかりつけ医から大きな病院を紹介され、
急いで連れて行き、その日に、緊急手術。
 
片方の肺の半分を切除したそうで、
それは、Kさんの拳よりも大きく、
Kさんは、とてもショックを受けました。
 
「さすがに、なんで、
うちばっかりなのかなぁって思っちゃってね」
耳の施術中に涙ぐみながら話されていました。
 
私ね、常々思ってることがあるんです。
 
人には、それぞれ、
その人にしかできないことがあって、
私は、それを、「仕事」でもなく、「義務」でもなく、
「お役目」って表現してるんですけどね。
 
ペットも家族って言うけれど、
たとえば、実際の家族が病気になっても、いちいち、
さあ、「家族だから」病院に連れていこう、
なんて思いませんよね?
 
そんなこと関係なしで、「同じ家」に住んでいたら、
家族だから、も、ペットだから、も、関係なく、
具合が悪くなったら病院に連れていこうと思いますよね?
 
そんな時に、連れていける人が連れていく、
そういうのが、その人の「お役目」だと思っています。
 
しっぽフリフリちゃん達は、ちゃんとそれを知ってるはずで、
「この家だったら大丈夫、心配ないよしっぽフリフリしっぽフリフリ
2人でそんな会話をしてるはずですよ。
 
 
じつは、わが家でも、「お役目」真っ最中。
 
てんちゃんのうんちが緩くなり、
病院に連れていきました。
 
病院に連れていくまでにも、原因と思われるものを探り、
食べ物を疑ったり、熱湯消毒を繰り返ししたり、
それでも、下痢ではないけど、緩めうんちが多い。
 
食欲もあり、とっても元気だけど、

回し車に、緩めうんちが付いているようになった。
 
獣医さんに行って、
ハウスに残っていたうんちを調べてもらったけど、
原因は見あたらず、
「やっぱり、食べ物かな?整腸剤を出しましょう病院
で、診察が終わろうとした時、
 
てんちゃんが、新しい緩めうんちをした。
 
そのうんちの中に原因が見つかった。
 
てんちゃん、すごいっ拍手
もう、天才じゃんっ拍手拍手
 
思わず、獣医さんの前でハシャぐ拍手拍手拍手
 
「トリコモナス原虫」という、
腸の中にいる寄生虫が原因でした。
もともと、お腹の中に持っている子も多く、
それが、体調やストレス等で増えてしまうと、
こういう症状になるのだそうだ。
人間にもうつるので、 ハムスター ちゃんに触ったあとは、
よく手洗いをしなければなりません。
 
整腸剤と駆虫薬が出され、

赤いキャップが整腸剤、
これは、獣医さんいわく、「おいしい」のだそうで、
わが家でも、
朝と晩、こうしてペレットにふりかけてあげても、
あっという間に無くなります。
 
問題なのは、青いキャップの駆虫薬、
獣医さんが、「恐ろしくマズい!です」と言っていたお薬。
 
それを、1日2回、1回4滴、
ハムスター ちゃんにとっては、1滴ですら大量です。
 
病院から帰って、すぐに、直接、あげてみましたが、
これはもう、即、挫折。
 
おこったりしないてんちゃんが、大暴れ。
 
病院に電話し、他の食べ物に混ぜてあげてもいいか?
その確認をして、そうすることにしました。
 
が、
「恐ろしくマズい」ものを、何に混ぜるか?
それを食べてくれるのか?
 
まずは、いつものおやつにしみこませる。
最初は食べていたが、すぐに残してしまう ↑
← 次はゼリー。
なになに?? おいしそうハート
ひとくちなめると、そっぽを向く。
 
夫が見つけてきた、
ちゅ~るちゅ~る的なもの ↑
数種類ある味のうち、選んできた2種類。
このくらいに →
 2滴混ぜてみる。
 
 初めての味に食いつくが、

すぐに、

見向きもしなくなる。

 

 ちなみに、数日してから、
何も混ぜないものをあげてみた。

お皿にのせた2種類の味のちゅ~る的なもの ↑

 

てんちゃんの好みがはっきり分かれました。

 

ハムスター ちゃんの好みに合うちゅ~る的なものなら、

これでもいけるかもしれません。

 

をあげ始めて4日め、

夜、帰宅してから、いつものように、

 

てんちゃ~ん、ただいま~、

おかあしゃんだよ~(-゛-)ハート

 

てんちゃんに声をかけるも、

 

・・・

 

いつもなら、もぞもぞ出てきて、

ただいまのごあいさつをするのに、

何度呼んでも、

 

・・・

 

おこってる?また何されるんだろう?

飼い主に対しての不信感??

 

・・・心が折れる 泣き

 

それでも、1週間後、また獣医さんに行くまでに、

緩めうんちは少なくなっており、

てんちゃんが、また、

その場でしてくれた緩めうんちには、

トリコモナス原虫は見つかりませんでした。

 

何がいちばん、てんちゃんの負担にならずに、

薬を飲ませることができるか?

 

あれやこれやを試した結果、

わが家のてんちゃんの場合、

 

ひまわりの種に薬をしみこませ、

薬がついたままの手であげる。

 

てんちゃんも、慣れてきたのか、

種の中身は、おいしく食べられると学んだようです。

それと、

の中に、
薬をしみこませたペレットも2粒混ぜる。
それでも、あっという間に無くなった。
 
エサは、ハウスの中に貯蔵しているので、
それらの全部を食べないかもしれないけど、
まずは、口の中に入れてくれればいい、
夫と、そう話しています。
 
てんちゃんの生活は、
もうしばらく続きます。
 
Qちゃんの分も、どうか、
どうか、元気で生きてほしい。
 

 

耳施術をしながら、Kさんにお話を続けます。

 

その人が「お役目」をきちんと果たせば、

ご褒美をいただけます。報酬と呼んでもいいです。

 

そして、その人にしかできない「お役目」なのに、

サボってしまうと、

まあ、ちょっとした、罰を与えられるかもしれません。

 

その人によって、報酬の中身は違いますから、

それが報酬だと気づかない人もいるかもしれませんし、

罰だとも気づかないかもしれません。

 

それも、私の経験上のお話ですので、

どうぞご了承くださいませm(__)m