大学生の息子に聞かれた。
「ねえ、さだまさしが歌ってた時って何年前」
歌ってた、って、
今も歌ってますよ、さださんは
「じゃあ、関白宣言は何年前の曲なの」
あ~、関白宣言、懐かしい~
さだまさし 『関白宣言』(1979年)
母は、じつは、さださんのファンだったから、
レコードをたくさん持ってたんだよ~
「ふーん、
レコード自体、何なのか知らないけどね」
え、そこっ
そうか、息子は、レコードを知らないのか・・・
母は、この家で長老なので、それだけで、
年齢だけで、生き字引扱いされているけど、
とたくさん話してて、
今、話題のこととか、流行してるものとか、
世間の情報を、母はキャッチしているはず
のつもりでいたんだけど、
そうか、やっぱり、
とのギャップって大きいんだぁ・・・ シミジミ
でも、そう言えば、
なぜ、今、関白宣言
息子に聞いた。
「今の曲って、メロディーで聴かせてるって感じで、
でも、昔の曲を聞いたら、
ちゃんと、歌詞が入ってくるんだよ」
おー、息子ー
分かってらっしゃるーーー
すごいなぁ、
息子からこんな言葉を聞くとは
そんな、「昔の歌」を聞いていたら、
さだまさしの関白宣言を見つけたんだと。
他にもあるよ、案山子とか、いいよぅ
「でも、あの人の曲って、全部長いよね~、
雨の何チャラなんて、長すぎで、
最後まで聞いてらんなかったよ」
雨の何チャラ・・・
ああ、雨やどりだな、名曲だよぅぅ
さだまさし 『雨やどり』(1977年)
ストーリーだよ、
歌詞に、ちゃんとストーリーがあるんだよ~、
だから長いんだよね~、
ムダに、じゃないんだよぅぅぅ
まさかまさかの、
と、さだまさしについて語り合う。
いつも話してる、つもりでいたけど、
あともう少し、
と話す時間はあっても良さそうだ。
うん、たまには、
たま~には、悪くないかな