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Tags:N3、秋
じゃんけん選抜の新曲、「上からマリコ」www。
破壊神アキモトがまた壊しに来ましたってことですかね。これ。
賛否両論かまびすしいでしょうが、なに、AKBらしいのはこっちなんですから、むしろいい感じです。テッテー的に壊しちゃって下さいな、秋元先生。ミリオン行かない? んなの構やしませんよ。
「上からマリコ」なんて今更びっくりもしませんやね。なんてったって、こっちは「小池」ですもん。
ということで「小池」。
最初、「小池」ってなんだよって言ったんだろうなあ、みんな。
まあ小池って言えばこの人だよなあ常識的に考えて。
夏が行っちゃって、みんながセンターに集まって、そしたら中から麻里子様が出てくるわけでしょ。で、いきなり語り出すわけだ。
だもん。いい繋ぎだよな、ここ。「この歳になると、嫌でも現実ってヤツが見えて来ます。」
アシメのブラウスの下はこういうワンピだったんですねえ。シアターで見てたら、いきなり登場でびっくりって感じなんだろうなあ。
ちなみにナンバの衣装は、Team Aと違って色合いはみな一緒なのだが、エリの飾りがリボンだったり、タイだったりして統一されていない。ブラウスを着ている前曲では気がつかないのだけれど、「小池」ではじめてわかる、という仕掛けでした。
当然、前曲の「夏が行っちゃった」と繋がってますよねえ。夏の恋が終わって、その余韻の切なさに浸っているところで見えて来ました「現実」。何たって「がりがりくん」だもん。激しい夏が過ぎて/二度目の恋が終わり
焼けた肌が/褪せる頃は/偶然の季節
あ、正確な商品名は「ガリガリ君」ね。赤城乳業の商品名ね。じゃ紅白でうたえないんじゃん「小池」。
ガリガリ君、昔はバッタもんのアイスって位置だったけど、いまじゃ立派なブランドなのな。あと群馬県かと思ったら埼玉県なのな、赤城乳業。
この歌の魅力はやっぱセリフと歌の掛け合い。
正直篠田のエロキューションはケッコウいまいちでしょ。で、芝居もわりとアブラナ科方面でしょ、麻里子様。
これシアターで見ると補正がかかったのかな。CDで聞くとセリフが早回しみたいなんだよね。
そのせいだか何だか、日本青年館のシャッフルヴァージョンの「小池」、増田が大阪弁でセリフを言ったヤツって評価高いんですよね。同じ尺なのになんかものすごくたくさんしゃべっている印象。内容は相当デフォルメされていて、笑いを取りに行っているのだけれど、それでも何言ってるかちゃんと聞き取れる。
www。…ウチよりもレベル低いのは確かやねん
だけどウチよりもメッチャ巨乳やんということが
悲しかった。
あれから5年、「ゆっぱい」と呼ばれるようになると思ってなかったろうなあ増田。
ナンバの「小池」も当然大阪弁。しゃべるのは山田。
増田ほどのしゃべくりではないが、それでもこなれたセリフまわし。はぁ、しもたなあ。あそこで手を打っといたらよかったんかなあ
山田ってついこの間、「蜃気楼」でウイスパーボイス云々って絶賛してたんだけど、あれからいろんなとこでシャベリを聞いたら、オバチャンやん。大阪のオバチャン。いや、もちろんオバチャンがいけないわけじゃないですよ。
元歌は
と切れて終わる(CDだとこれにエコーがかかる)。小池!/何とか言え!
やさしい言葉のひとつもかけやがれ!
ナンバ(山田版)では元歌をなぞりながらも、
とオマケがつく。小池、何か言いや/やさしい言葉の一個や二個、よう言わんの?
もうあんた、アホちゃう?
増田版は
と、オチをつけて終わる。ま、彼女は置いといてー今度またウチと食いだおれ行こうや!
え? 行かへん?/行かへんちゅーの!?/なんでやねーん!
お上品なTeam Aとは違うKの芸の幅広さを見せたらんかい! って気合いの入った演技でした。
「なんでやねーん」って、ゆっぱいこの時まだ15歳だったんだよな。たいしたもんだ。
山田も増田も、方言を上手につかっていて楽しい。そういや、篠田もシアターでは「博多弁」バージョンをやったそうだが、音源は残ってないんだろうなあ。どうだったのかなあ、麻里子様。
さて、A3がシアターにかかったころ、歌詞の通り「二十歳をすぎて」いた「小池」センターの篠田。
季節は巡り、ついにシングル曲のセンターを勝ち取りましてその名も「上からマリコ」。
果たしてどのような曲になりますのやら。
p. s.
>ミリオン行かない? んなの構やしませんよ。
などと愚かなことを申しました。
「上からマリコ」さま、初日96万枚。不明を心からお詫び申し上げます。