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Tags:Single、N1、Desire
前回あれだけ制服について書いたのに、よく見ると公演でこの曲を歌ってる皆様は制服を着てないって話。もークリビッテンギョーだよね。制服着てなきゃ邪魔のしようがないじゃんねえ。
一応白のブラウス&タイにタータンチェックのスカートなんだけど、これをして制服のインナーだって言えばそう見えなくもない。でもそれにしたって、世の中で言う「制服」からは遠い所にあるよねえ。
たとえば、「制服」というのならシューズはブーツじゃいかんでしょ。
AKBで「制服」と言えばシューズは選択肢無しでハルタのペニーローファーでしょ(いや別にハルタである必要はないんだけどさ。学園メタファーでローファーっつったらハルタが定番だったからさ)。
たとえば「スカひら」。
公演でこそみんなスニーカーを履いていたが、学園を舞台に撮影されたPVでは、全員おそろでペニーローファーを履いている。
「会いたかった」のPVでもメンバーみんなで履いて踊ってた。洲崎灯台の草っぱらでステップを踏むには不向きだったと思うけど。
「ごめんね、SUMMER」で、下々を睥睨する高柳が履いていた靴。
「AKBがいっぱい」の集合写真でも多くのメンバーが履いてる靴。
ナンバの最新作「オーマイガー」のみなさんもやっぱりペニーローファー。
公演でいえば青春ガールズ」の頭3曲は、それほど制服っぽい歌ではないのだが、みなさんペニーローファー。だからこの靴が楽屋に置いてない訳ではないんだわね。実際A4ではペニーローファーで歌う曲もあるんだし(はい。ご想像の通り「軽蔑…」です)。
ちなみに「制服…」のPVでも「渋谷」のシーンに限って言えば、みーんなローファーを履いてます(ペニーローファーかヴァンプか識別できないのもあったけど)。
頭に何か大きなものを載せた高橋(しかもルーズソックス!)も、ガード下でオジサンを待ってる前田も、スクランブル交差点をモーゼのように渡る小嶋も、カフェで男の子2人と合流する河西(河西もルーズソックスとは!! 高橋ならまだしも!!!)、橋の上から立ち去る大島(優)も。
なのにどうして畑トンネルで撮られたダンスシーン&公演では、みんなブーツを履いているんだろ。
と明示しているにも関わらず。たかが女子高生よ
さらに制服っぽくないのが、あのブラウスのデザイン。
一応タイまたはリボンでアリバイ的に制服らしさを出そうとしているのだが、あのブラウス、アシンメトリーにもほどがあるよね(←誉めてるんすよ)。
公演では、右半身の前身頃だけが長くて、一見タックインしているブラウスの、半身だけ外に出しているように見える。
襟首から離れたタイまたはリボンのノットとあいまって、すごくしだらない感じがする(←これも誉めてるんすよ)。
PVの衣装はさらにアシメが徹底していて、袖は右はレギュラー丈で手首まであるのに、左は肘くらいまでのハーフレングス。
スカートも微妙に右の方が丈長。わずかにのぞいている黒のペチコートの露出面積も右が大きい。
ここまでアシンメトリックだとだと、このコスチュームを「制服」だと言い張ることはかなり難しいでしょう。
言ってみれば、このコスチュームは「制服であって制服でない」制服。
うわあなんか泥沼にはまってきたような気がするぞ。
気のせいかな。大丈夫かな。