当たんなくて当たり前とは思ってはいたのだが | Commentarii de AKB Ameba版

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 DVD見て、ステージがどうしたこうしたって書いているクセに、生で公演を見たことは一度もない。
 別に書斎派を気取っているわけではなく、諸般の事情でスケジュールを組むことが極めて困難なのだから仕方ない。

 オペラみたいに半年以上前に予約が成立するのならば何とかなるんだ。

 せめて1週間前に確実な予定を組めれば、何とかねじ込むこともできるかもしれないが、何しろ「前日の午後3時」にチケットが取れるかどうかがわかるという、ステキなシステムなわけだ。そりゃあ無理だって。

 メトロポリタン・オペラよか困難なAKB。

 でも偶然に僥倖が重なってもし if 万が一 wenn 何かの間違いで si チケットが取れれば、公演に行けるって日が出来たのね。それが8月5日。いわゆる千載一遇。

 「シアターの女神」公演。

 まずはmobile会員になって、その枠で申し込み。遇えなく落選。
 でも通常枠もあるもんね、と再挑戦。

 まあ現在の人気、夏休み、宮崎のバースデイイベントのある日ということを考えれば、当たんなくて当たり前なんだけどさ。

 でも当落が決まらない間は、何かうきうきしてるんだよね。
 B5の歌聞き直して予習なんかしちゃってるんだよね。また「シアターの女神」の歌詞がリアルなんだ。

メール抽選/なかなか当たらずに

 とか

シアターの女神/ようやく会えたね
こんな近い距離に/素敵な君がいる

 とか。
 ふだんなら「おいおい『素敵な君』って自分で歌うのかよ」と突っ込み満載のフレーズがすっと入ってくる。
 なるほど、秋元先生、こういう精神状態のヲタに向けて書きやがったなアンの野郎と納得。

 で、気がつくと歌詞通り、シアターの(しかも前の方に!)いる自分を想像してるんだよね。

 平嶋いないのは残念だけど、佐藤(亜)が「キャンディー」歌ってるの見たらきっと泣き出しちゃうんだろうな、とか。

 「夜風」って岩田が歌うのかな、けっこうデキる人だよなこの人、それこそ目撃したらレアものかもな、とか。

 その度に、いやいやどうせ当たらないんだから、そんなこと考えちゃイカンイカン、と自分に言い聞かせるのだけど、でも気がつくと夢想してる。
 
 ところで、当たるとメールが来るらしいんだけど、はずれても何の音沙汰もない。
 だから時間までにメールが来なければはずれなんだが、「何かの事情でメールが遅れてる」とか思いがちでしょ。 
 一番確実なのは、チケットセンターの「My ページ」で「現在予約中の公演」のステイタス。これはmobile 枠の落選で経験した。
 当落判定前だと、「予約あり」になってる。落選が決まると「現在予約中の公演はありません」って変わる。それで落選が確実にわかる。
 
 何回のぞいたかな「Myページ」。あれってすぐログオフ状態になっちゃう上に、パスワードはデフォルトまま変えられないんだよね。何回打ち込んだことか。

 まあ午後3時まで待て、と。今見ても変化無いんだから、と。
 でも『予約あり」のステイタスを確認して安心したかったんだろうね。「まだ大丈夫。まだ落ちてない」って。
 「落ちてない」だけで『当選した」わけじゃないのにさ。
 量子力学風に言えば、いわば当選と落選が重なり合った状態。まあ確率は圧倒的に落選が高いんだけど、落選していなければ当選の確率は常にあるわけだから。

 で、午後2時半頃かな? まだ3時じゃないから大丈夫だろうと思って見たら、あっさり「現在予約中の公演はありません」になってた。落選確定。

 え? と思って、1回ログアウトしてもう一度ログインしちゃった。
 そりゃ結果は変わんないよな。観察者効果が出るわけもなし。
 圧倒的な確率に従ってはあっさり死んじゃったわけだ。

 で驚いたのは、予想以上にがっかりしている自分がいること。
 がっかりというか脱力。
 まあどうせ当選はしないだろうから、空いた時間で延ばし延ばしにしてた仕事すればいいやって思ってたのに、ちきしょう全然やる気しねえよ。くそ。
 
 でもねえ、あと1回だけチャンスがあるの。8月8日。そりゃ申し込むさ。で、また数日はうきうきするんだよね。どうせ落ちるけど。
 でもこんだ柏木のバースデイイベントだって。うひゃあ、そりゃまた当選確率下がるなあ。

 いっそ秋元康にご招待してもらえるような、エラい人を目指そうかしらん。
 
 今生じゃ無理だろうなあ。それまでシアターが続いてっかなあ。後生だからお願い。