A1の4曲目。「スカひらセブン」のうち中西と板野を除く5人が歌う。中西は次の曲(クラスメイト)の歌い出しを勤めるんだが、板野はどこにいたの?
最初にPV見たときは、何て田舎くさくて、何て表情が乏しくて、何てしょぼいPVなんだろう、と思ったものだ。前田の髪はははねてるし、高橋は何だそれ、兜でもかぶってるのかって感じだし。まあ、今見てもその感想に大きな変更はない。「AKBの歴史」みたいな企画なんかで、同じ初期のPVでも「桜の花びらたち」は「このころは初々しいですね」的なコメントが期待できるのだが、「スカひら」のPVの場合には笑い声のSEが被る可能性が大。まあちょっと黒歴史っぽい匂いがするわけだ。
A1で見てはじめて、ああいい曲なんだな、という感想が持てた。
好きな子を見かけたのに声をかけることもできず、無視して通り過ぎたウブな女の子にしては大胆なご発言ではありませんか。恋をするたびスカート、ひらり ひるがえし/ハートに火がついたように
私たち何をしても 許される年頃よ
物議を醸すのは承知の上で書かれた「少女の傲慢」。当時はまあ、物議を醸すほどの評判にはならなかったけどね。
それでもやっぱり、
やはり秋元センセイは説教を忘れない。夢を見ているだけじゃ何も進展しない/手を伸ばして初めて
そこに実のなる果実
それにしても「スカひらセブン」。
3人は「卒業」したけれど、残りの4人は今でも「神の7人」のメンバーに留まっている。人選の確かさだよなあ、とつくづく思う。
ちなみにPVではフロントの7人以外のメンバーはバックダンスをしているのだが、現在の「神」の一人篠田は、一瞬だが明らかにソロ扱いの抜かれ方をしている(前景がぼけて篠田一人にピンがあっている絵)。こういう扱いは篠田の他2人しかいないことを考えると、このころから「神」の萌芽はあったんだね(少なくともヘビロテの指原よりは扱いはいいよね)。平嶋なんて最後にちらりと映るだけなのに。