私がイメージする抗がん剤の副作用は、髪の毛が抜けることはもちろんだけど、吐き気、食欲不振、痩せていく。

 

他にもいろいろあるけど、ダンナの副作用にはビックリよ。

 

検査の画像と数字の結果だけで「すい臓がんステージ4」と言われたダンナ。

当然、いまだ すい臓がんの自覚症状は全くない。

 

今まで健康だと思って過ごしていた人が、急に抗がん剤を投薬されるわけよ。

もちろん、この治療はダンナが自分で選んだこと。

 

初回のフォルフィリノックス(FOLFIRINOX)療法の二日目から副作用が始まった。

 

私の仕事が終わり、この日は娘の仕事が休みだったので、娘のスリル満点な運転でダンナの入院している病院へむかった。

 

大学在学中に長い期間かけて運転免許を取得して、社会人になるまで1年半あまり運転は滅多にしていなかった。

社会人になり、車通勤になった娘は一人運転するようになって、まだ5カ月余り。

 

いつも私が病院へ行けるわけでもないし、道も覚えて欲しいし、バイパスの運転の練習を兼ねて娘の車で娘の運転で向かった。

 

生きた心地がしなかった・・・想像以上にスリル。

到着する頃には、私は完全にキレていた。

娘も私にブチギレていた。

 

フォルフィリノックスは点滴投与3日間かかる。

2日目の夜に私と娘が到着したころ、ダンナはしゃっくりをしていた。

午後からずっと、しゃっくりが出ているらしい。

会話をしていても、しゃっくりで話にならん。

「吐き気とかはないの」

「吐き気止めの薬を、点滴始める前に飲んだ。そんなことより、このしゃっくり、邪魔くさい」

漫画みたいなしゃっくりしている。

本人辛いんだろうけど、おもしろい。

 

笑っていたら、ダンナに怒られた。

 

抗がん剤を始めて2日目の様子がわかって、気が済んだ私と娘は、居ても仕方ないので帰った。

帰りの車の運転は、スリルは味わいたくないので私がハンドルを握った。

運転しながら子供のころ、しゃっくりが24時間続くと死ぬんだよ~って聞いたことあったな、ッていうことを思い出した。

怖い怖い。

このまま、うちのダンナは、しゃっくりで死ぬんかい!?

不安だ。こんなに早く逝かないでくれ。

 

そういえば、妹の旦那さんのお父さんも、抗がん剤の副作用は、しゃっくりだったらしい。

血は繋がっていないけど、似るんかい?寄るんかい?


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