そろそろ、畑の草を刈ろうかなと刈払機の燃料の在庫を確認した。
これまで、シューズ・クロークに保存しておいたもの、物置を購入したのを機に刈払機と一緒にしておいたほうが便利だろうと物置に移しておいたのである。
ホームセンターで購入した2リットル入りの混合燃料であるが、手に持ったら容器が熱くなっていた。
しかも、膨張して缶が変形していたのである。
このところの連日の猛暑、いやいやこの夏ずっと猛暑だった。
おそらく、暑さで膨張したのであろう。
慌てて、取り出して、室内に移して冷めるのを待った。
ネットで調べてみたがガソリンの取り扱いしかヒットせず、ガソリンの場合、暑さでガソリンが膨張したり気化したり、容器内の圧が高まって、最悪、容器に穴が開いて燃料が漏れたり、容器が破裂することもあるらしい。
容器が熱くなっているまま、むやみに栓を開けるとガソリンが吹きだしたり、引火して大惨事を招くなどの例も紹介されていたので、ぞっとした。
翌朝、庭に持ち出し、木陰でゆっくりと栓を開けたが、特に圧が上がっていた様子もなく、普通に開けられて事なきを得た。
念のため、殺虫剤などのスプレー缶も室内に移し、シューズ・クロークに保管することにした。
そういえば、新調した物置、開けるたびに「あっついなー」と閉口していたものだが、大惨事になる前に気がついてほんとによかった。
さて、今聴いているアルバムは、ドン・ブライアントの『YOU MAKE ME FEEL』(2020年)である。
メンフィス・ソウルの伝説的シンガー、ドン・ブライアントが48年振りにリリースした前作『DON’T GIVE UP ON LOVE』(2017年)から3年振りとなるアルバムである。
ドンといえば、ソング・ライターとしても様々なアーティストに名曲を提供してきたが、2017年に前作を発表し、見事にシンガーとして復帰した。
今回も、前作同様、スコット・ボマーとの共作による新作のほか、往年のヒット曲などもセルフ・カバーしている。
名曲「Don’t Turn Back On Me」や「I’ll Go Crazy」、「I Die A Little Each Day」など、80近い年齢を感じさせない力強い歌唱を聴かせる。
新作の「You Love Is To Blame」や「Is It Over」、「A Woman’s Touch」などもディープで好きだな。