最近、電車の遅延が頻繁に発生しているようだ。
「ようだ」というのは、自分自身、日々、電車を利用しているわけではなく、スマホのアプリが登録路線の遅延情報を通知してくるのでわかるだけである。
実際、最近、電車を利用したときも都内へ向かう路線が一部遅れていた。
一時は人身事故が多かった印象であるが、最近では、踏切の故障や線路の安全確認など施設の老朽化が原因と思われるものや、駅での救護活動など多彩な事由により、遅延が発生している。
一部の路線に遅延が発生すると、場所によっては他の路線にも影響するので、自分には関係ないと油断していると巻き添えを食う羽目になる。
先日も、遅刻しないように早めに家を出たが、案の定、遅延が発生していた。
とりあえず、来た電車に乗り込むしかなかったが、途中の駅に到着すると、しばらく発車を見合わせるようだった。
その間、電車内に放送が流れたが、声が小さく滑舌の悪いアナウンスでよく聞き取れない。
「この電車は・・・・のため、発車を見合わせています。大変、ご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちください。本日は・・・・により、・・・遅れが生じております。この先も・・・・・があるかもしれませんので、ご了承ください。」と、肝心なところが早口で聞き取れない。
こっちは、遅れているだけでイライラしているのに、そのアナウンスに余計イライラがつのったのである。
しばらくすると、電車は動き出したのだが、次の駅でもまた停まったまましばらく動かなくなった。
断片的なアナウンスとその場の状況から、順次遅れていた電車が前にいるために、この電車も進めないのだろうと想像できた。
ある程度理由がわかれば、まだ我慢のしようもあるというものだ。
そうこうしている間に電車は急に動き出すと、いつのまにかアナウンスも変わっていて、はきはきとした大きな声で、遅延の謝罪とこの先の状況の説明があった。
アナウンスは、こうじゃなくてはな、と思っているうちに、電車は目的の駅に到着。
なんとか約束の時間には間に合うことができたので、ほっとした。
余裕をもって家を出てきてよかったなと、自分自身を褒めたのであった。
さて、今聴いているアルバムは、ヒューバート・サムリンの『HERLING FEELING』(1990年)である。
前の記事にも書いたとおり、ヒューバートは、ハウリン・ウルフが亡くなる1976年まで約20年にわたりウルフを支えてきたギタリストである。
ウルフ亡きあとは、ソロで活動してきた。
前回取り上げたウルフのロンドン・セッションにも同行して、レコーディングに参加していたが、そこでは、他の名だたるミュージシャンに対して遠慮気味に演奏していたらしい。
本来、自由奔放なギター・プレイを聴かせると言われており、このアルバムでも巧みなギターワークを見せている。
さすがに、ボーカルはいまいち弱いかなというところは否めない。
このアルバムでは、自らボーカルをとる曲もあるが、James “Thunderbird” Davisとハーモニカ奏者でもあるDarrell Nulischがボーカルを担当している。
特にこのDarrellの声と歌い方、どこかオーティス・ラッシュを彷彿させて実にいい感じである。
