ひさしぶりのランチ・デート/SHEMEKIA COPLAND | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

今日は、雨のためぶどう作業は一休み。

 

久しぶりにカミさんとランチを楽しんできた。


ぶどうの手伝いを始めてからは思うように休めず、一緒にでかけたりすることができなかったが、久しぶりにランチを共にしただけで満足した様子である。

 



かかりつけのクリニックで定期検診してから、理髪店にも行けたし、我が家の庭のぶどうの手入れもできたし、充実した「休み」になった。

 

さ、また、明日からもう少し頑張ろうか。

 

 

 

 

 

女性ブルース・シンガー、シェメキア・コープランドのアルバム『UNCIVIL WAR』(2020年)は、ご機嫌な(という表現が適切かはわからないが)ブルース・ロック・ナンバー「Clotilda’s On Fire」で始まる。

クロティルダというのはアフリカからアメリカに奴隷を運んだ最後の奴隷船のことらしい。

既に奴隷輸入禁止法があったにもかかわらず、密売が横行していたらしく、証拠隠滅のために燃やして自沈させたという話があり、そのことを歌った内容のようである。

 




このアルバムのプロデュースを手掛けたWILL KIMBROUGHなるギタリストのギター演奏がカッコよくて、なかなか良い。

 

この方、プロデューサーでもありSSWでもあり、楽器はマルチ・プレイヤーでもある。これまで、様々なミュージシャンのプロデュースやサポート、そして曲の提供を行ってきたらしい。

 

シェメキアのこのアルバムのほとんどの曲が彼とJHON HAHNとの共作による。

自分のソロアルバムと違って、ここではブルース・ギタリストに徹していて、いい味を出している。

 

さて、シェメキアであるが、彼女はブルース・ギタリストのジョニー・コープランドを父に持つ生粋のブルース・シンガーである。

 

幼いころからブルースを聴いて育ち、16歳から本格的に歌いだしたというから年季が入っているのがわかる。

 

アルバム全般聴きごたえあるのだが、「Apple Pie And A .45」という曲、オリジナルのようであるがどこか聴き覚えがある。