過去の投稿/ANA POPOVIC | 雑文と音楽

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Facebookをみていると、数年前の同日に投稿した過去の記事がタイムラインにリピートされる。

 

毎年、この時期になると表示される過去のある記事、それを見てしまうと、苦い思いが甦ってくるのである。

 

それは、数年前、あるイベントに花を添えるために依頼され企画したジャズ・ライヴの2回目の告知記事であった。

 

限られたコネクションを使って、なんとかミュージシャンを揃えてもらったが、生憎、台風が迫っていた。

遠くから、楽器を運んでの出演になるので中止も検討したが、主催者側の意向で強行したのだった。

 

雨風がだんだん強まる中、野外の仮設ステージの上で演奏していただいたが、せっかくの企画も荒天のため客足もまばら、挙句の果てに大切な楽器も濡らせてしまったことが悔やまれてならない。

 

毎年同じようなアトラクションでは飽きられてしまうからと、そのイベントにジャズを根付かせようとした試みであったが、あえなく3回目は実施されなかった。

 

天候さえ良ければ集客も見込めただろうし、現に1回目は好評であった。

当日の演奏そのものは良かったので、企画の趣旨が引き継がれなかったことが残念である。

 

イベントの担当者は、限られた予算の中でいろいろと模索しながら継続しているのであるからそれはそれで敬意を表したいが、それからというもの、そのイベントにはほとんど関心がなくなってしまった。

 

コロナ禍の中、今年は、3年ぶりにそのイベントが規模を縮小して再開されるらしい。

 

 

 

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ジョアン・ショウ・テイラー、スーザン・テデスキと女性ギタリストが続いたが、さらに、今回はセルビア生まれの女性ブルース・ギタリスト、アナ・ポポヴィッチを取り上げたい。

 

父親の影響で子供の頃にブルースとギターに目覚め、19歳でバンドを結成。ヨーロッパを中心に活動し、ジュニア・ウェルズ、バーナード・アリソンなどのオープニングアクトを務めてきたらしい。




2013年にリリースした『Can You Stand The Heat』は、ラッキー・ピーターソン(6曲目の「Hot Southern Night」)やトミー・シムズを迎え、ブルースやソウルっぽい雰囲気をより強調している。

 

そもそも、パワフルなヴォーカルと切れ味鋭いギターを聴かせるアナであるが、トミー・シムズとのデュオ「Mo’ Better Love」では違った一面も見せている。

 

既に、これよりも前にリリースした『Still Making History』(2007年)と『Unconditional 』(2011年)は、どちらもアメリカのビルボード・ブルース・チャートで1位を獲得しているので、アメリカでの人気と実力は十分認められているのだろうと思われる。

 

2013年には、来日しているようだが日本での人気はどうだろうか。

 

とりあえず、ライヴ・パフォーマンスを見ていただく方がいい。

 






※ライブのフルバージョンもありました。