Hofnerのバイオリンベースのメンテナンスです❗️ | Eric Clapton師匠バンザイ日記

Eric Clapton師匠バンザイ日記

中学生のころからエリッククラプトンが大好きになってます。
それが講じて三田市で、ギター&リペアのショップをしています。

バイオリンベースと言えば

やっぱりポール・マッカートニーさんですねぇ爆笑

 

 

このベースは

Hofner “IGNITION BASS”と言う

アジア製のリーズナブルなモデルですよウインク

「弦交換して弦高とかオクターブピッチや

出来ればブリッジとボディに当たる部分のキズを修整してほしい」

とのご要望ですパー

 

 

 

まずは弦交換をする前にペグを見ると👀

1本ネジがめっちゃ緩んでるチュー

っていうより最後まで締め付けられていないよう

なんと1.5mm程度緩んでましたびっくり

 

 

増し締めして他のペグもチェックすると

もう1本空回りしてるネジを発見ビックリマーク

 

外して見ると

ネジを2回締め直したような感じでグスグスだったので

一旦穴埋めしてペグを取付け直しましたよグッド!

 

 

ネック調整をして

指板とフレットをクリーニングして

Orange Oilを塗布しておきましたチョキ

 

 

新しい弦を張って

弦高調整とオクターブピッチ調整をしようとしたら・・・

 

思いのほかピッチがズレすぎ

ブリッジが

とんでもなく斜めになってしまいますガーン

 

以前も何本か調整しましたが

こんな形になるのは初めてですねびっくり

 

元々、正確には合わせられない形状で

木製のブリッジ部分にスリットが4本入ってて

短く切ったフレットに弦が乗る構造になっていますウインク

image

なので

弦を乗せるフレットの位置を変えて

こんな感じでなんとかバランスが取れましたチョキ

 

ブリッジとボディに当たる部分のキズを修整

ですが

ここは可動式の木製ブリッジのため

 

弦交換等で動き

どうしても傷がついてしまうので

 

全くの新品状態でもわずかに傷がつくようなところなので

修正することはお勧めできませんので

 

「現状のままで」ご理解いただきましたニコニコ

 

それから

ピックアップのバランスもとって

 

ボディ磨いてWAX掛けて完成かはてなマーク

と思ったら

ピックガードのボディ横に止めるピックガード・ブラケットのネジも緩んでたんで

ピックガードにブラケットをしっかりネジ止めして完成です口笛

 

これで気持ち良く弾いてもらえそうです!!