聞くところによると、では、ドラマ制作というと、各放送局が行うものであるが、
では、制作会社がドラマを作って、それを放送局へ売り込むというビジネスのやりかたらしい
なので、作ったはいいが、どの放送局も買ってくれなかったら、
全く日の目を見ずに、しかも丸損ということ・・・
さて、「ジャック・ライアン」は、Amazonのプライムビデオ・オリジナルということだが、
知る人ぞ知る、トム・クランシーの一連の作品の主人公である
映画「レッドオクトーバーを追え」では、レッドオクトーバーの艦長の
ショーン・コネリーが主人公であるように描かれているが、
原作では、主人公はジャック・ライアンである
このドラマのストーリーは、完全にオリジナルで、若き日のジャック・ライアンを主人公にしているが
そうすると、「レッドオクトーバーを追え」より以前の話になるので、
1980年代より以前ということになるはずだが、
時代設定は、プレデターが出て来たり、特殊部隊の装備等、
現代に近くなっているので、ちょっとおかしい
また、キャシーなる恋人が登場するが、名前からして、原作で妻となる人物であろうが
そのキャシーとの馴れ初めも描かれているが、
原作では、外科医だったが、
・・・確か目を専門。外科医のことをスラングで”Cutter"と呼ぶことをトム・クランシーの本で知ったな
ドラマの中では、細菌の専門家となっていて相違がある
さて、肝心のストーリーは、というと、とあるテロリストを追っていくというのが主筋で、
ネタバレになるので、詳しく書かないが
私的な感想としては、「恐怖の総和」や「合衆国崩壊」などのクランシーの他作品だけでなく
なぜか「女王陛下の007」を彷彿させるシーンまでも含まれている
全部で8話構成であるが、楽しめた
シーズン2もあるので、楽しみだ
久々にトム・クランシーの世界に浸ってみようかという気にも