元社畜編集者の酒と肴と時々ランチ〜これは経費になるかしら?〜 -10ページ目

元社畜編集者の酒と肴と時々ランチ〜これは経費になるかしら?〜

飲む且つ食うことと、仕事が生きがい。
会社員辞めて収入は不安定ながらも、自由を手にした元社畜編集のぬるめなグルメ情報。
だいたい大塚巣鴨が生息地。
予算感3000円代から15000円くらいまでの価格帯が得意分野。

池袋と巣鴨に挟まれた大塚は
以前から日本酒好きの間で
銘店揃いの地と言われていたが、
そもそもはマイナー路線にして陰の街であった。
ところが
一気にメジャーな街へと変貌を遂げんとする
大塚の意気込みを感じるこの頃。


星野リゾートのホテル、OMO5ができて
にわかにソワソワした街の様相。
ホテルの裏手にできた飲み屋横丁の灯りが
飲兵衛を呼び込む誘蛾灯のようだ。

そのうちの一軒、酒肴 北斎におじゃまする。
馬肉と出汁をウリにしている模様。


元気のいい店員さんで勢いもある。
おススメの馬刺し、たん刺し、煮込みに

女子ウケも押さえたグラタンや

ちょいと物足りない時にぴったりの
つまみになる寿司など

悪くない。
いや、もし私が20代〜30代前半なら
十分楽しかろう。
でもこちとら昭和っぽいじゃなくて
本物の昭和だからさ。
昭和の演出を緩やかに温かく見守る感じになりました。
あ、楽しかったですようん。
こういうのはワイワイ行くのがいいですね。

ということでお店をでたあとは
もう一軒、ある意味ディープなお店に。

大塚駅北口の飲み屋通りにある、
ずっと気になっていたお店。
それこそ、15年くらい気になりっぱなしだった。
なんというか…カオスなところが…
おススメボードのメニューもカオスだし。

向かいには接骨院やらレコード屋が並ぶ通りに
オープンエアなテラス?席。

でも通りのお店が次々に入れ替わっていく中
かなり老舗なんだよなぁ。


残念ながら美味しそうな店構えに見えない
お店だったわけですが
来てみれば要は
個人がやってるファミリーレストラン!


なんでもありだから、
牡蠣だって生・焼き・チーズグラタンから選べるし、レモンサワーも種類があって。

トマトサラダは微妙にオシャレ。

子どもが喜ぶハンバーグ。

飲みたいお父さんも
たまにはオシャレな料理が食べたいお母さんも
がっつり洋食食べたい子どもだって
満足しちゃいそうです。

そう思って、
ボードのメニューをもう一度見てみた。

うん。それだ。

ここは大塚。雑多がウリでカオスがウリ。

レストランの名は


日本酒も風の森とか而今が
あったりするから侮りがたし。

大塚はこんな緩さが愛おしい、
温かみのある街で
そしてうまーい街。
大地のような母の懐に、
抱かれるような素敵な居酒屋に
連れて行っていただいた
あの夏の日。


渋谷区あたりに集合しまして。
予約してくださった船頭さんに着いて
歩くこと2分ほどのところに
ぽっこりと現れる酒飲みのための空間。


仕事を終えた大人たちが談笑しながら
荒ぶることなく、
美味しい酒と料理に癒されている。


悪口や仕事の愚痴なんか、言いたくなくなる。
ただ美味しい酒と料理と楽しい会話で
日々の汚れを落として明日へと帰っていく。


そんな空間。


おそらく見知らぬお客様みんなで
この空気を作り上げてるのでしょう。


それを束ねてるのは、
母なるおカミさん。


我らは言ってみれば
この地に生きる人の子ら。


立つこの地に感謝感激。


母なる酒場を ああ。


たたえよお酒を。
ああ。
酒飲みの最後は汁だね。



思わず二度見。
いやうんあのさ。

そりゃ米には納豆が良く合うけど。

と、ネットで調べてみたら
納豆屋さんが作った美山錦で醸したお酒
ということらしい。

ビジュアルに引っ張られ、
微妙な面持ちで一口飲むと
酸味が効いたあと口さわやかなお酒に
思わずニヤリと笑みがこぼれる。


ちなみにこれ
二、三ヶ月前の話なので
今もこのお酒がある保証はございません。


注意書き
書くほどいない
新規読者(字あまり)