「まあ、いいか……」とあきらめていることは? ブログネタ:「まあ、いいか……」とあきらめていることは? 参加中
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諦めている事か……。なんだろうな。ぱっと思いついたのは
車とバイクの運転だな。
前もブログ記事で書いたと思うけど……自分は運転出来ないんですよ。
運転出来る条件に達していない。それは眼の悪さが原因なんです。

生まれつき俺は眼が悪いんですよ。
視力検査あるでしょう?右とか上とか言っていくやつ。
裸眼だと一番大きいの読めないぐらいひどいです。
ぼやけまくって何書いてあるかわからないんですよ。
眼鏡かけてやっと見えるくらい。

俺がまだ高校生だった頃。
就職希望は?と就職担当の先生に聞かれ俺はこう答えた。
「東京メトロです」
大都市東京の地下鉄会社。俺はそこに入社したかった。
入社して憧れの電車運転士になりたかった。
そのためにこの鉄道高校に入ったんだ。
「君は眼が悪いだろう?運転士にはなれないと思うよ」
俺はそこまで悪いとは思ってなかった。矯正出来る範囲だと思っていた。

まず眼鏡屋に行って眼鏡を変える事にした。
もう六年くらい同じ眼鏡だし新調したいとも思ってたしね。
「もっと視力上げれる眼鏡無いんですか?」
「もうこれ以上、視力は上げれないですね。限界です」
コンタクトレンズならちょっとは上げれるが、それも雀の涙程度。

俺は今度は医者に行った。昔から通っている馴染みのある医者だ。
「目の手術してもこれは無理だ。視力は上がらない」
素っ気なく言いやがってこのやろう……!と内心思った。
俺は夢を諦めるしかなかった。道は完全に閉ざされたのだ。

ある日。自動車免許取りませんか?的な通知が家に来た。
高校三年生の夏休みを利用して免許を取ろうと思った俺は
早速、最寄りの自動車教習所に向かった。
「視力検査した結果、視力低かったので次は視野検査しますね」
視野を測定する機械で測る。この視野検査でオッケーだったら
教習所に通えるのだ。普通の人ならオッケーで当然である。

「ちょっと狭い……?」
「えっ?」

俺はその時初めて普通の人と見える視野が違ってる事を知った。
140度見えるのが普通なのだが、俺は130度しか見えなかったのだ。
視野が狭いのは運転には致命的。俺は教習所入所を拒否された。
「免許センターにある機械はもっと詳細に計れるので
測定結果次第では大丈夫かもしれません」
俺は次の日に鴻巣の免許センターに向かった。
埼玉県は鴻巣に免許センターがあるのだ。

結果はダメだった。変わらなかったのである。

周りは本試験に合格して免許を貰える人ばかり。
「はーい。合格した人はこっちに並んでくださいねー」

くそ……。なんでだよ。
俺は電車だけじゃなく、車もバイクも乗れないのかよ。

凄い惨めだった。
クラスで教習所通ってるやつの話題にも入れない。
適性検査とかクラッチとか知らねーよ。
うらやましいよ。俺も免許取りてーよ!
免許証見せびらかすんじゃねーよ!!俺は取れねーんだよ!!

口には言わないが内心そう思っていた。
夢も破れ、普通の日常生活も送れなくなったのだ。
なんつーか、色々とショック受けた時期だったな高校三年生は。

視野を広げる手術はある。でも高額です。そこまでする気は無い。
……それにもう自転車生活に慣れてしまった。だから俺は諦めてます。
「この歳になって免許取ってないとか何なの?」って言わないで。
そういう言葉ホントもうウンザリなんだ。
そしてPS3「グランツーリスモ5」の度重なる延期にもウンザリなんだ。
いや、これは違うかwwwwwww
車の免許取れないと知ってからレースゲーやる事少なくなったな本当……。

こういう自分語りはあまり好きじゃない。
そもそも俺は自分の事はあまり話さない性格だしね。
免許取れない人もいるんだな、的に聞き流してくださいよ。