やる気の出し方

「やる気」を生み出す脳の場所があるんですよ。
側座核(そくざかく)と言いまして、脳のほぼ真ん中に左右一つずつある。
ちょうどリンゴの種みたいな小さな脳部位です。
ここの神経細胞が活動すればやる気が出るのです。

ところが、側座核の神経細胞はやっかいな事になかなか活動してくれないのです。

どうすれば活動を始めるかというと、ある程度の刺激が来た時だけです。
つまり「刺激が与えられるとさらに活動してくれる」という事でして……
やる気が無い場合でもやり始めるしかない、という事なんですね。
そのかわり一度始めるとやっている内に側座核が自己興奮してきて
集中力が高まって気分が乗ってくる。

だから「やる気が無いなぁと思っても実際にやり始めてみるしかない」のです。
やり始める前に、やる気が無いのは当然なのですか?
はい。やっていないからやる気が出なくて当たり前です。
作業しているうちに脳が興奮してきて
作業に見合ったモードに変わっていくという。

掃除を始めるまでは面倒くさいのに
一度掃除に取りかかればハマってしまって、
気づいたら部屋がすっかりきれいになっていた。
などという経験は誰にでもあると思います。

行動を開始してしまえば、側座核がそれなりの行動をとってくれるからです。
側座核は海馬(かいば)と前頭葉に信号を送り、
アセチルコリンという神経伝達物質を送っています。
この物質がやる気を起こします。

というコピペ。ここまで読んでくれた人は偉い。