沖縄県内で、またしても米軍関係者による、殺人事件が発生した。
それにより、基地反対のデモが行われ、
それに対する批判の声がネットにあふれた。
基地反対派の主張は、「基地があるから犯罪が発生した。」
批判する書き込みは、「事件を利用している。」との声が大勢だ。
基地反対派は、「基地があるから事件が起きた」という。
確かにその通りだが、基地で生活している現実もある。
批判する側の書き込みは、「基地で生活しているのだから我慢しろ。」
と言わんばかりの、傲慢かつ他人事のような、
不当な書き込みが散見される。
沖縄に基地が集中していることを無視した、
勝手極まりない、思いやりのかけらもない。
(そんな人に、外国人におもてなしなどできるだろうか。)
中には、沖縄県の翁長知事が「今回の事件によって基地撤去に言及した。」
とする、事実誤認の書き込みもあった。
翁長知事は、「地位協定の改善」には触れたが、
今回の事件にでの基地撤去には触れていない。
辺野古移設、負担軽減とを、一緒くたにしている、
無知で無責任な発言が、相変わらず沖縄県民を傷つけている。
「ネットでの発言はトイレの落書き」と言われているが、
匿名だからこそ本音が出る。だから余計人を傷つける。
それにトイレの落書きでも器物破損というれっきとした罪だ。
ネットの書き込みも、内容次第で、罰せられることもある。
その点自由社会では、どんな言動にも責任が伴うということを、
自覚しなければならない。
間違っても、事実をよく知らないで、発言をすることは、
人を傷つけることを肝に銘じねばならない。
それを踏まえて気になるのは、反対運動に、
県外の活動家が散見したことだ。
沖縄の反対派を支援するのならわかるが、
沖縄には反対でない人もいることも、認識しなければならない。