何度か触れているママ友ではあるが、
とにかく自分の他者に対する不平不満しか口にしない。
(今は直接会うことはしていないからLINEだが)

よくもまあこれだけ他人に対して不満が出るものだと関心するほどだ。

人間の思考というのは、自分の周囲の環境に思いのほか左右される。
前向きな思考をする人と一緒にいると、それだけで自分もそうなったような気になる。
逆も然りだ。
ただうつの思考では、前向きな人の前向き発言は逆効果になることもあるが・・・。
さらに彼女のように常に否定的な思考は、うつの人間にとってはその思考パターンを増強させる。

昨日も何度となくLINEが来た。

クラスの○○くんがうるさいらしい
○○君はやっぱり嫌われているらしい
○○ちゃんの算数の成績は5だったらしい
○○ちゃんは●●ちゃんにいじめられたから転校したらしい
らしい
らしい
らしい

そう、内容の全てが3人称なのだ。
その内容について自己の批判論を繰り広げる。
その全てが否定的。

はっきり言ってしまえば疲れる。
出処のはっきりしない信ぴょう性にかけるデータはfalseなのだ。
きっと彼女は情報を共有したいのだろう。
そして感情を共有し合うことで、私たちは同じよねと思いたいのだと思う。

私もキッパリと否定すれば良いのかもしれないけど、それは効果的でないことも知っている。

長いメッセージに対し、一言で返す。
それが私ができる唯一の抵抗。

「そうなんだ」

この一言は、私の拒絶の全てが込められていることに気づいてくれるのか。

特に何も無い1日。

息子と一緒に駅まで散歩。
息子が電車に乗るのを見届けて、ゆっくり朝日を浴びながら家に戻る。

これまでは日焼けが気になるとこれまではできるだけ皮膚と日光との接触を避けてきた。
日焼け止めを塗った上で、UVファンデーションを塗り、日傘。

今は、日焼け止めだけ。
とにかく全身で朝日を浴びる。
そして深呼吸をする。

それだけれも気持ちが軽くなるような気がする。



自分がうつになって思ったことの一つがタイトルにあることだ。

職場でうつを患った人の全てが休職している。
というのも、休職せざるを得ないからだ。
毎日実験から得られる無数のグラフから現象を把握し、それを数理モデルとしてバーチャル上で再現するという仕事内容に、うつの集中力低下、注意力低下は大敵なのだ。
しかも抑うつに、思考抑制などもってのほかだ。
仕事なんて1mmも進まないどころか、マッハのスピードで逆走する。

自分もそうだった。
ありとあらゆるミスが続いた。
なぜだかわからないけどミスが続発する。

そんな仕事内容でなくても、こんな精神状態でいくら抗不安剤や、抗うつ剤を服用しているからといって仕事ができるのだろうか。
自分の基本的な生活だけでも手一杯なのに。

一番ひどい時は、トイレに行く、歯を磨く、入浴する、食事をすると行ったことも辛いと思った。
トイレには行くが、そのまま立ち上がることができず、そんな自分が嫌でトイレでひとり泣いたこともあった。
歯を磨くなど想像以上にパワーがいる作業なのだ。
入浴なんてできるわけがない。
食事など、食欲すらわかない。

一通りのことができるようになってきたのは、抗うつ剤が効いてきた頃からだ。
それでも調子の上がり下がりで、布団の亀に成り下がることだってある。
会社に具合が悪いので休みたいと電話する気力など出るわけがない。
実際、申し訳なさと、恐れ多さで自分で会社に電話することができなかった。
電話を持ったまま泣いていた。

調子の良い時だけ会社に行って、悪い時は休むというスタンスの人がいるのを耳にすることがあるけど、それは単に症状が軽いからできることなのか、そうでないのか・・・。

とはいえ、やはりツライには違いないだろうから、大変なんだろうということだけは想像できる。
中には休職は退職を意味する会社もあることだろう。
休職を躊躇なく選択できる職場であったことに感謝するべきは自分なのかもしれない。